第1章 iPad学習の可能性
1. iPadの使いかたは十人十色
周りの友人やネット上でiPadの学習への使い方を見ていると本当に千差万別です。
iPadがあれば試験勉強に大変役立ちますが、もちろんそれだけではありません。
・電子教科書やノートを入れて普段からアクセスできる
・図や絵を描くことで記憶の定着を助けてくれる
・友達といつでも連絡ができ情報を交換できる
・隙間時間にいつでも調べものができる
など日々の学習で多くの利点があり、人それぞれです。
「こういうふうに使わないといけない」というルールもありません。
僕自身はiPadだけでほぼ学習が完結するぐらいにヘビーに使っていますが、軽く勉強のお供に利用するのも全然アリだと思います。
みなさんも自分の学習スタイルに合ったiPadの使い方を見つけてください。
2. iPadで何が変わるか?
iPadを医学の勉強に使うことで何が変わり、何が良くなるでしょうか?
僕は自分の学習スタイルの最適化・最大化が一番の利点だと思います。
医学生は低学年から高学年まで、試験だけでなく部活やバイトなども含めて、つねに時間に追われています。
六年間という長い期間で他の学部に比べて授業と試験が多く、とにかく効率よく良質な学習をすることが求められます。
iPadがあれば、自分に合った学習法を最大限伸ばして、無駄なくかつ質も高く勉強することができます。
例えば、いつでも教科書と資料をすべて持ち歩いて確認したい人、クイズ形式で学習したい人、暗記じゃなくて根本から理解したい人、書いて覚える人、友達と連絡し合って最小限の労力で試験に受かりたい人(笑)のように
どんな人でもiPadがあれば自分のニーズに合った学習法を見つけてそれを最大限活かすことができます。
画一化され標準化された教育現場の中で学習の個性を伸ばすことができると思うのです。
3. なぜ「iPad」なのか?
ではなぜiPadでないといけないのでしょうか?パソコンではダメなのでしょうか?
その理由は主に2つあって、それはiPadの最大の特徴である「ポータビリティ」(持ち運びやすさ)と高品質で豊富な「アプリ」です。
iPadがあれば教科書もノートも授業資料も問題集もすべて1枚のデバイスに入れて持ち運ぶことができ、Appleや優秀な開発者たちが生み出した高品質なアプリを利用することができます。
iPadは学習のための究極のデバイスと言ってもいいでしょう。
3-1 ポータビリティ
iPadをうまく使えば、毎日重い医学書を何冊も運んだり、試験前にノートやプリントがどこにいったかわからなくなったりすることもなくなります。いつでも手元にあってアクセスできます。
調べたいことがあれば授業中でもいつでも検索できます。
気になったことがあれば忘れる前に調べて確かめたり、メモに書き留めておくことができます。
3-2 豊富なアプリ
パソコンに比べてiPadが秀でているのが「アプリ」です。
電子書籍、クラウド共有アプリ、ノートアプリのような一般的なアプリだけでなく、医学系や学習系にも高品質なものが揃っています。
これらのアプリを最大限活用することで、自分のスタイルを確立しながら、長く大変な医学生の生活を充実したものにできるはずです!
次章からは具体的なiPadの使い方を見ていきましょう。
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