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働く女性の味方に「Fellne」女性活躍推進ソリューション事業

皆さんこんにちは!
8月のGenderTech Letterをお届けいたします。

皆さんは、「ジェンダーギャップ指数」という言葉を耳にしたことはありますか?
ジェンダーギャップ指数とは、経済・教育・政治参加などの分野で世界各国の男女間の不均衡を示す指標です。非営利財団の世界経済フォーラム(WEF)が2006年から公表しています。
参考:https://tinyurl.com/2o4328mf(ウィキペディア)
世界経済フォーラム:https://jp.weforum.org/about/world-economic-forum

世界経済フォーラム(WEF)が7月13日に発表した「世界ジェンダー・ギャップ報告書(Global Gender Gap Report)2022」によると日本は、146カ国中116位(前年は156カ国中120位)で、主要7カ国(G7)で最下位となり、とても低い順位でした。
参考:https://www.weforum.org/reports/global-gender-gap-report-2022

日本では、ジェンダーギャップ解消が他の先進国に比べて遅く、課題となっています。
2022年4月には女性活躍推進法が改正され、中小企業も取り組むことが義務付けられました。

女性活躍推進法とは、働きたい女性が「個性と能力を十分に発揮できる社会」を実現するために、事業主に「女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画の策定・届出」および「女性活躍推進に関する情報公表」を義務付けているものです。
参考:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=427AC0000000064
   https://www.gender.go.jp/policy/suishin_law/horitsu_kihon/index.html

企業の女性活躍推進への取り組み

そこで今回は、「働くひとのミカタ」として、中小企業を中心にモノ・空間・仕組みをトータルでサポートしているオカモトヤが「働く女性のミカタ」として開始した女性活躍推進ソリューション事業「Fellne」をご紹介いたします。

Fellne

「Fellne」はフェムアクションの選択肢を増やすこと、フェムアクション実施のハードルを下げることを通して、社会全体のフェムアクションを増やすことに挑戦する事業です。

※Fellneでは、 女性活躍推進やフェムテックなど、女性のQOL向上につながる取組みを「フェムアクション」と定義しています。

「フェムテック関連商品の仕入れ・販売」「フェムアクション製品・サービス・空間の自社企画」「フェムアクションの導入サポート」の、3つの企画を企業に提供し、女性活躍推進に取組む企業やこれから取り組みたいと考える企業をサポートしています。

「フェムテック関連商品の仕入れ・販売」

オカモトヤが月経カップや吸水ショーツなど15種類以上のフェムテック関連商品を仕入れ、法人企業向けに販売しています。

フェムテックとは、女性の健康の課題をテクノロジーで解決する製品やサービスのこと。
「female technology」を略した用語。
参考:https://tinyurl.com/2nobth42

「フェムアクションの導入サポート」

フェムアクションをカタログ的に一覧することができる「Fellne専用WEBプラットフォーム」が用意されています。企業が簡単に実行できる「従業員に案内するだけ」のフェムアクションとして企画され、契約企業の従業員限定でフェム用品が購入できるECサイト「Fellne STORE」もあります。

「フェムアクション製品・サービス・空間の自社企画」

性別に関係なく使用できるトイレ「オールジェンダートイレ」や、災害時に3日間のオフィス待機を可能にする「災害用レディースキット」など、フェムアクションの数を増やすべく、オカモトヤが様々な空間や商品をオリジナルで企画し、販売しています。

・オールジェンダートイレ
性別に関係なく使用できる全く新しい形のトイレで、次に使う人と顔を合わせることが無いよう、入口と出口を分けた一方通行型になっています。体調や気分のメンテナンスができるよう、立つ・座るだけでなく、横になることも可能にしたスペースや着替えスペースなど「セルフメンテナンス」ができる空間が設計されています。

・災害用レディースキット
災害時、女性向けの衛生用品を確実に入手できるとは限らないため、女性向け防災備蓄キットを販売しています。生理用品をはじめ、リフレッシュシートや夜用ショーツなど、12種類の衛生用品が入っている「災害用レディースキット - 3days BOX」と常に携帯可能なコンパクトサイズで8種類の衛生用品が入っている「災害用レディースキット - ミニマムキット」があります。

参考
・Fellne:https://www.fellne.net/
・株式会社オカモトヤ:https://www.okamotoya.com/

日本では、他の先進国に比べるとジェンダーギャップ解消に遅れをとっているのが現状です。ご紹介したサービスのように女性活躍推進を促す取り組みが増えて、女性特有の健康問題への理解が進み、性差による働きにくさが解消されることを願います。

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