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0309.

ゆんぎさん、お誕生日おめでとう


あなたは淡々と青く、でも誰よりも濃くたぎるように燃えているひと    



初めのころ、ゆんぎさんはどうしてアイドルとして、防弾少年団として舞台に立っているんだろうと思ったことがある。それは、ゆんぎさんの紡ぐ歌詞や作曲、ひいては舞台パフォーマンスが(ものすごく勝手な私見で申し訳ない)一般的な"アイドル像"と少しばかり距離があったからだといまでは思う。

"アイドル"って言葉、正直あまり好きではないのは、だって、きらきら笑顔を振りまいて、誰も悲しませないようにして、心をきゅんきゅんさせたりして、みたいなテンプレと若干の嘲笑が混じっているような気がしているから。"アイドルが好き"って言ったらひとはたいてい、"へえ~そうなんだ!いいね!"の言葉の裏に"アイドル?夢でも見てるの?"なんて冷笑が混じってる気がしてる、いつも。勝手な思い過ごしかもしれないけど。


どこからがアイドルで、どこからがアーティストで、音楽家の定義はなにで、ってそんなこと誰にもわからない。でも、ゆんぎさんはゆんぎさんで、防弾のSUGAで、Agust Dで、ひとりの韓国人の青年だ。たくさんのペルソナがあるかもしれないけれど、この世界にたった一人しかいないみんゆんぎであることだけははっきり言える。


アイドル、アーティスト、音楽家、いろんな定義やアイコンを壊して、みんゆんぎというひとりの人間の生き様を見せてくれたことが、わたしはなによりも嬉しい。


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ゆんぎさんは"防弾の闇担当"と言われることがある。彼の紡ぐ歌詞はたしかにダークなものも多いし、激しかったり、真っ暗闇に突き落とすかの勢いのものもある。でも、わたしはゆんぎさんの闇が好きだ。言い方が正しいかはわからないけど、ゆんぎさんの闇は人を巻き込み、道連れにする、ぐちゃぐちゃな闇じゃない。むしろ、依存することは許さない、純度が高い闇。それはたぶん、ゆんぎさんが完全にそのときそのときの感情を音楽にすることで完全に昇華してるから。そして、ゆんぎさんの持つ暗さ、ダークな雰囲気は、誰もが一度は抱いたことがあるもので、だから、わたしたちにはすこしあまい闇なのだ。


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一見クールで冷たそうにみえるゆんぎさんが、どれだけもあったかくて、音楽にかける情熱は測り知れないということ、わたしのフィルターを通しての解釈でしかないとわかってはいるけど、それでもそう感じてる

ゆんぎさんがAgust Dとして出した曲、 So far away       この曲を知って、歌詞の意味を調べて聴いたとき、わたしは震えと涙が止まらなくて、体があつかった


君の想像と人生の終わりを共にできたなら      君の居場所がどこであろうと寛大であったなら    最後は試練の後には満開なら            始まりは微弱であったとしても最後は壮大だったなら


このフレーズが死ぬほどすきなの、ゆんぎさん


ゆんぎさんは、きっと世界が測る"富と名声を得たしあわせなひと"と"人生の成功者"に当てはまる。けれど、ゆんぎさんは"みんな"が言う"ものの価値"に耳を貸すな、とこの曲の中でわたしたちに訴えてくる。彼が抱くその歪みが苦しくて、でもこの曲に出てくるみんゆんぎはわたしでもあって、だからがんじがらめになった苦しみの中で、わたしたちは一緒にいる


In the soopでジンさんに「自分は後悔が多い」「ジンヒョンみたいになりたい」とこぼしていたゆんぎさんへ 人間の持つやさしさって、自分が経験したことから得られるものなんだって。過去のあなたの後悔はいまのあなたの優しさをつくりだしているのだから、心配しないでいてほしい。「キムチを食べられなくて何が悪い。食べられない人もいるだろう。」と気まずい思いをしている人を掬うやさしさ。ひとりでつらい思いを抱えて泣く心を知っているから、「泣いてもいい。一人で泣かなければいい。」って伝えられる。一人の寂しさを知っているから、メンバーを一人にしない。必要なときに必要な言葉をくれて、愛で埋めてくれるのがゆんぎさん。後悔も痛みも苦しみも、減らしてあげることはできないけれど、ゆんぎさんがつくってきた音楽も、歩いてきた道も、なにひとつとして後悔するものではないことだけは、声を大にして伝えたい


"永遠なんて言葉は砂の城"ゆんぎさんはそう歌詞にのせた                       誰よりも現実を突き付けてくるゆんぎさんらしいな、と思った        


そうだよね 永遠なんて言葉はニセモノ 叶えられるかわかんないよね                  でもね、ゆんぎさん、今日もあなたのことがすきで、明日また起きたらあ~ゆんぎさん今日もすきだよ~ってきっとなってると思う                永遠なんて言葉はあいまいで、誰にも分からないものだけど、毎日積み重なっていく"愛"のかけらを集めたらいつかは永遠に近づくんじゃないかな 近づかなくても、この愛はほんもの、だから



あなたが音楽をしてくれていて、あなたが防弾少年団の一員としてやっていく選択をしてくれて、わたしたちと一緒に歩いてくれて、すべてに心から感謝しています

みんゆんぎというひとりの人間 わたしはあなたからたくさんのことを学び、尊敬し、あなたをわたしの人生の羅針盤にしながら生きています

生きていればいつかは会える、ただそれだけをひたすらにおまじないの呪文のようにとなえながら、寒い冬を耐えています

わたしたちの春、ほんとうの春、首をながくしながら、じっと待っています


あたたかい場所で、おいしいものを食べて、メンバーたちと楽しくて幸せな日々を過ごしながら、笑っていてくれたらいいな

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いつも同じ一日の中で、きみに会う時がいちばんしあわせ

同じ瞬間はない日常の中で、きみというひとがわたしにとっていちばん特別



わたしたちだけの永遠を紡ごう、ゆんぎさん

愛しています

210309.

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