2024年3月号の見どころ(Vol.65, No.3)
暦の上では春となりましたね.いかがお過ごしでしょうか.編集委員会では退任される委員の方の引継ぎの時期でもあり,編集委員退任時に書いていただいている「ほっとタイム」の原稿が私の手元に届きつつあります.各委員の方々が2年2期をどのように過ごされたのか,どんな特集をご担当されたのか,編集委員会についてどう思っていたのかなどを書いてくださっています.「ほっとタイム」は4月号をお楽しみに!
特集「Privacy Techの技術と実例の動向」
さて,今月号の特集は「Privacy Techの技術と実例の動向」です.Privacy Techの技術動向や法制度について,国内外での実際のサービスや実証実験への適用事例を紹介しています.編集にあたってでは竹之内隆夫氏が「Privacy Techを組み合わせて効果的に活用するには各技術の専門家の連携が必要である」と述べてくださっているように,本特集がきっかけで連携が促進されればうれしく思います.ぜひ,Privacy Techって何?という方も読んでみてくださいね.
「先生、質問です!」では公開質問の回答募集中
来月には第86回全国大会が開催されます.今月号の「先生、質問です!」コーナーでは,全国大会で初めて発表される方にもご参考になるような質問,「自分自身の研究をシンプルに相手に伝えるコツはありますか?」にお答えしております.今回は回答者としてIPSJ-ONE2023での登壇者であった土田修平先生にご依頼し,分野を問わず広い視点からご回答いただきました.ぜひ全国大会での発表資料作成時に役立ててほしいことから今月号に掲載させていただきましたが,この質問は分野によっても異なり,多様な回答が参考になりそうと考えまして,引き続き「公開質問」としても取り上げさせていただきます.ぜひ,質問者ならびに会員へのアドバイスやご自身の経験などをお寄せ下さい.回答は匿名やニックネームでも受け付けております. 回答受付はこちら(https://www.ipsj.or.jp/magazine/sensei-q.html)です.
会誌モニタ募集締め切り間近
前回のnoteでもお伝えしたように,本会会誌では会員の方々の評価や希望をうかがい,今後の改善に役立てるためにモニタ制度を設けております.2024年度 会誌「情報処理」モニタについては締め切りが2024年2月22日必着となっております.ご興味のある方はこちら(https://www.ipsj.or.jp/magazine/topics/2024monitor.html)からお早めにご応募ください.お待ちしております.
本会に携わる多くの方々が一同に集う機会でもある全国大会.特集やコラムなどで見かけた著者に会えるチャンスでもあるかと思います.学生の方は「大会共通聴講参加(学生会員・ジュニア会員・学生非会員)」が無料です.ぜひ現地でお会いしましょう!