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2024年6月号の見どころ(Vol.65, No.6)

GWが終わり,新年度にもようやく慣れた頃でしょうか.今月号も楽しい記事が盛りだくさんですので紹介させていただきます.

特集「ウェルビーイングとテクノロジーに関する動向」

近年注目されている「ウェルビーイング(Well-being) 」.今月号の特集は「ウェルビーイングとテクノロジーに関する動向」です.ウェルビーイングとテクノロジーの考え方や取り組みについて広く見渡せるよう国内外での研究動向や実践例を解説する特集となっております.

これまで会誌の記事については専門の方以外でも読みやすいことを重視して特集記事の参考文献は原則6件以内としてきました.一方で「ウェルビーイングの研究と社会の動向」の記事についてはタイトルの通り,広い動向を多様なバックグラウンドの読者に正確にお伝えするために多くの引用が必要と編集委員会で判断して,参考文献を残しました.

このように編集委員会では会誌としての方針を持ちつつも,読者にとってより良いための方法を模索しながら,特例なども探りつつ編集を行っております.何より,これをきっかけにウェルビーイングに興味をもつ方が増えると幸いです.


巻頭コラムはせきぐちあいみさん

VR(バーチャルリアリティ)の世界を体験したことはありますか? 今月号の巻頭コラムはVRアーティストとしてご活躍のせきぐちあいみさんによる「情報世界と人生」です。是非読んでいただき,ARやメタバースの可能性を幅広い視野で考えてみていただけたらうれしいです.

小学生に生成AIをどう教えるか

「連載:情報の授業をしよう!」の今月号は「小学生に生成AIをどう教えるか - 問い直しを迫られる教育-」が掲載されております.みなさん生成AIを活用していますか? 小学校の現場でもどのように生成AIを教えるのか苦労されていることと思います.この記事では,小学校におけるAI活用の実情に加えて,どのような点に困難さがあり,実際にどんな授業で生成AIに子どもたちが触れているのかといったことがわかりやすくまとめられています.

そのほか,ビブリオ・トークやぺた語義,会議レポートなど各種コーナーを始め,今月号も魅力的な記事をたくさんお届けさせていただきます.是非,お楽しみください.