見出し画像

編集長就任のご挨拶

4月1日.新年度を迎えました.
みなさま,いかがお過ごしでしょうか.本会会誌も,4月号(3月15日発行号)でVol. 63 No. 4となりました.

この度,4月より本会会誌「情報処理」の7代目の編集長に就任いたしました,お茶の水女子大学の五十嵐 悠紀(いがらし ゆき)です.「就任の挨拶」は5月号(4月15日発行号,Vol. 63 No. 5)に掲載されますが,これまでの編集長の意思を引き継ぎながらも,よりよい会誌になるよう,編集委員のみなさまと会員のみなさまとご一緒に会誌を作っていきたいと思います.

これまで編集長による情報発信も,編集長ブログ,Twitterなど時代の流れに応じて柔軟に変化してきました.私はどのように会員のみなさまへ発信したら良いか,前編集長である稲見先生と相談し,noteにさせていただくことにしました.会誌もデジタル化し,noteへアクセスしていただいておりますし,会員の方々の導線としてもスムーズではないかと思っております.

本会はジュニア会員からシニア会員まで,アカデミアの方からエンジニアの方まで,幅広い層,様々な立場の方が所属しております.本会分野にまつわる多くの技術的な話はもちろんのこと,エンジニアの方が必要としている情報から,ICT教育に関する最新情報や現場のアレコレまで,広く取り扱いながら,みなさんにとって満足度の高い魅力的な会誌にしていきたいと思っております.ぜひ,こういう記事を特集してほしい,こんなことが知りたい,などの声を届けてください!

私事ではありますが,父は企業のエンジニアで賛助会員,息子はジュニア会員と3世代で会誌「情報処理」を読んでおります.夫は研究者でシニア会員・フェロー,妹も企業の研究開発部署で賛助会員,と,家族で本会にお世話になっております.それぞれの立場を身近に感じながら,会誌づくりをしていけるのも,私ができることの1つでもあるかと思っております.若輩者ではありますが,年代的にも会員の中間に位置しており,アカデミアからエンジニア,教育現場の方まで,今まで以上にさまざまな声が届き,参加したくなるような学会となることを期待しております.また,本会には40を超える研究会があることも魅力の1つ.会員にとって身近な存在である会誌を,研究会のみなさまとも密に連携しながら, 作っていけたらと思っております.

みなさまにとって,本会会誌が少しでも身近な存在になりますように.これからもよろしくお願いします.

情報処理学会 会誌編集委員会 編集長
五十嵐悠紀(お茶の水女子大学)
yuki@is.ocha.ac.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?