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12月号の見どころ

紅葉のいい季節になりました.会誌の表紙デザインへのご応募はたくさんのご応募をいただきありがとうございました.しばらくは応募数がのびずドキドキしておりましたが,結果的にはバラエティに富んだたくさんのご応募をいただきました.ただいま,編集委員会総出で全部の作品に目を通し議論をしております.お楽しみにしていてください.

さて,このたび本会会誌のKindleでの販売を取りやめることとしました.どの販売形態から何冊売れているか,記事やnoteへのアクセス数などについて毎月の編集委員会で確認しており,販売数の推移と管理のバランスを考えていっております.また,Kindleをやめる理由の一つに,ページ内リンクや外部へのリンクがつけられないといった点があります.Kindleからの販売は終了となりますが,会誌「情報処理」はFujisanをはじめ様々な媒体から入手できますので,現在の入手できる媒体については『「情報処理」の入手方法』をご参照ください.

12月号の特集は「気候変動とデータサイエンス」です.気候変動の最近の動向についてのわかりやすい解説から始まり,数値データの収集と配布について,データ分析の観点や農作物・健康に与える影響と盛り沢山の内容となっております.ぜひ気候変動に興味を持っていただき,データサイエンスについても肌で感じていただきたいと思います.

ジュニア会員のみなさまには,ビーバーチャレンジが取り上げられている,ペタ語義「小中高生向け国際情報科学コンテストBebrasの実施と教材への展開」もお薦めです.2022年度のビーバーチャレンジはまさに本日11月14日~11月19日に開催中.会誌記事では日本における実施状況の解説や,提供されている「ビーバーチャレンジ学習カード」を実際に子供向けイベントで開催した様子などが報告されています.是非本記事に目を通し,問題にも挑戦してみてくださいね.

そして本会では「第5回中高生情報学研究コンテスト」への参加者も募集中です(12/22締切).高校生なら「情報科」,中学生なら「技術・家庭科」技術分野の「情報に関する技術」に沿った探究活動など,日頃の情報学分野での学習成果のポスター発表を大募集しています.

さて,最後になりましたが今月号の巻頭コラムはさくらインターネットの田中社長による「楽しく働くということ。楽しい仕事を作ること。」です.好きな分野に進んだはずなのに,最近やりがいがなくなってしまっているということはありませんか? ジュニア会員にはもちろんのこと,正会員やシニア会員のみなさまにもぜひお薦めさせていただきたいコラムとなっております.(先読みモニタの対象記事にもさせていただいております.先読みモニタもまだまだ募集中です.)

それでは今月号もお楽しみください.