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10月号のみどころと表紙募集・技術書典のお知らせ

技術書典に今年も参加中!

情報処理学会は技術書典7から参加し,7年目となる今年も技術書典13に参加中です.

特集記事を販売しており新刊は500円.また,特集から2年が経過した特集については0円となっております.会誌で人気だった特集を中心にそろえておりますので是非とも技術書典オンラインマーケットへお立ち寄りください.

懐かしの過去の人気特集も,ジュニア会員のみなさまにとっては自分が情報学に興味をもつ前の特集記事だったりと,良いインプットの機会になるかもしれません.例えば、特集「CGMの現在と未来: 初音ミク,ニコニコ動画,ピアプロの切り拓いた世界」の別刷は初めて学会誌が売り切れて話題となったものです.まだ読んでいない方はこの機会に是非読んでみてくださいね.

技術書典で販売している別刷一覧

会員のみなさまにとっても,一覧を眺めていただけると読み逃した特集や,今だからこそ気になる特集などもあるかもしれません.会員のみなさまは有料で購入ではなく「情報学広場」からログインすれば無料でダウンロードできますのでそちらをご活用ください.

情報学広場といえば,「『何年何月号』の特集を探したいときに,『Vol.○ No.▲』との対応が慣れなくて探しづらい」といった指摘が編集委員会であがりました.さっそく検討をして,「Vol.63 (2022)」のように西暦もカッコ書きで入れていただきました.No.のほうは,1~12が月と対応していますので,これまでよりぐっと探しやすくなったことと思います.事務局の素早い対応に感謝です.

情報学広場の表記を改善

10月号のみどころ

さて,10月号の巻頭コラムは東京大学教授/mercari R4D, Head of Research の川原圭博氏に執筆いただきました.基礎研究に取り組む方も、社会実装を意識する方にも是非読んでいただきたい内容です.

特集は「AI時代のサイバーセキュリティ」です.AIのサイバーセキュリティについては国内外で多くの取り組み課題が挙げられています.本特集では昨今の動向を踏まえて,AI時代のサイバーセキュリティの脅威・リスクとそれらに対する技術・取組状況および今後の課題の展望について,産官学における第一人者の知見を結集してまとめています.

その他,2022年 IPSJ/IEEE-Computer Society Young Computer Researcher Award ,2022年 IPSJ/ACM Award for Early Career Contributions to Global Researchの報告記事も掲載しています.是非読んでいただいた方からは,ご感想をお待ちしております.Twitterではハッシュタグ #情報処理学会 で感想をいただきますと情報処理学会Twitterからリツイートなどあるかもしれません.

会誌「情報処理」64巻表紙デザイン募集

会誌ではただいま,来年の表紙デザインを広く募集中です.編集委員会では読者の方々にとってより親しみやすく,また商業誌では得られない知識の習得に役立つ雑誌を目指し日々努力しております.表紙デザイン、我こそはという方は是非奮ってご応募ください.採用された方には賞金がありますよ!過去の表紙一覧はこちらから見ることができますのでご参考にしてください.

情報処理学会会誌の過去の表紙一覧