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無人店実験広がる

無人店舗のニュースが増えてきましたね。
実用に向けて各社が動いています。試験期間が無事に終われば各店舗に広がり、一般化するので近年あそこもここもセルフになるでしょう。

コスト

数年前に比べ、導入コストが抑えられるようになったことが導入実験加速の背景にあるようです。

「カメラやセンサーなどの導入費用がハードルだったが、月額料金で使える設備が登場し、人件費を半分に抑え投資回収できるケースも出てきた。」
「客はアプリのダウンロードや登録の必要はなく、棚から飲み物などを取って出口近くの決済エリアに立つだけで、スキャンなしで自動的に商品一覧と合計金額が画面に表示される。交通系ICカードやクレジットカードなどから選んで決済すればそのまま出られる。」

マックスバリュー東海では三栄ハイテックスという会社内に無人店舗を出店する試みを行っています。
「新店舗は、三栄ハイテックスのオフィス内に出店し、オフィスに出勤する従業員の昼食などの需要に対応。 パン、飲料、お菓子、カップ麺、アイスなど約250アイテムがそろう。」

脱毛サロンも無人です。
使い放題のプランでフィットネスに似た感覚で定期的に通うことができますね。

ハードオフも試験していますが、こちらは他の業種と異なり、無人野菜販売所に似た雰囲気があります。
「通常のハードオフ・オフハウス店舗では商品化しにくく廃棄していた商品を100円か300円で販売する。購入代金は利用客に料金箱へいれてもらう。実験店舗と位置づけて、顧客の反響や効果を検証する。」

福岡では西鉄ストアが実験しています。
「商品は、弁当やおにぎり、パン、飲み物、カップラーメン、菓子、日用品など約200アイテムを用意し、1日に2回レガネットキュート赤坂門店から補充する。 西鉄ストア担当者は「これから運営する中で無人店舗の課題やニーズを研究しながら、次の店舗展開も検討していきたい」と話す。」

セルフレジを進めてきたトライアル

今の状況になる以前からトライアルはカートにスキャン端末を取り付ける試みを続けています。
そして、2022年春からは次世代型に加速しています。
セルフでは利用者個人に委ねられるためスキャン漏れが発生していました。
考え事をしながらの買い物や電話中など、うっかりしてスキャンしてない商品をカゴにいれてしまい、清算時にエラーになってしまう・・・

「スキャン漏れ防止機能とは、お客様がうっかりスキャンし忘れた商品がカートのカゴに入れられると自動検知し、カート上のタブレットにアラートが表示される仕組みとなっており、お客様は正しく商品をスキャンし直すことで買い物を続けることが可能になります。」

また、軽さや操作性の向上や充電効率化などを改良したと記されています。

民間企業のこうした動きはこれからも加速し、様々なコラボを生み、便利に進んでいきます。同時に「人」はどんな仕事を選んでいけばよいのでしょうか?これらのニュースと共に自分に何ができるか、考えていきましょう。

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