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2024年版アンソロジー『おとがたり』


企画趣旨

「一筆献納」は、毎年オンライン・オフラインの双方で有料のテーマ制文芸アンソロジーを発行し、印刷費・委託手数料を除く収益全額を「公益財団法人日本財団 災害復興支援特別基金」へ寄付する企画です。
これは、起きてしまった災害に対する義援金ではなく、この先に起きる災害に対する復興支援のための基金です。
毎年のように天災は起こり、どこかしらで被害を受け、素人の手すさびであっても創作活動は脆い平穏の上にかろうじて成り立っているものだと痛感させられています。
創作できる環境への感謝を「いつか起こるかもしれない災害に備えるチカラ」にして、ささやかでも復興を支える一端とできないだろうかとこの企画を立ち上げました。
また、企画の継続により、昔ながらの同人結社ではない「現在の文芸同人活動」の認知、同人誌への偏見払拭の一助となることも願っております。

『おとがたり』について

4年目の一筆献納のテーマは「最初の一文に「なんらかの音が聞こえる」描写を入れてください」。
謎めいた雰囲気の2023年版から一変、さわやかな表紙に過去最大数の「音からはじまる物語たち」が集いました。

『おとがたり 一筆献納2024』書影

このアンソロジーは冊子版と電子版の2つの媒体をご用意しております。

◆冊子版(A5判/110頁/500円)

2/25のElysian文学フリマ広島より頒布開始。1冊につき150円が「公益財団法人日本財団 災害復興支援特別基金」への寄付となります。
オフラインイベントで頒布の際は、都度サイト・note・Twitterblueskyfedibirdでお知らせいたします。
オンライン通販は2/25より「架空ストア」さまに委託いたします。上記頒価に委託手数料100円が加算されますがご了承ください。

◆電子版(150円)

このnoteのマガジンとして有料公開いたします。
マガジン売り上げから手数料を差し引いた全額が、「公益財団法人日本財団 災害復興支援特別基金」への寄付となります。

掲載作&試し読み(動画版)

掲載作&試し読み(テキスト版)

くまっこ「〝音〟が聞こえる」

(風)(鳥の鳴き声)(乗り物)
 スマートフォンの画面を見ながら、聞こえてくる音と答え合わせをする。
「ビュゥゥゥ」「カァ~、カァ~」「ブゥォォォン」
 耳を澄まし、オノマトペにして書き留める。
 聞こえない君から教えてもらった、音声を文字に変換するアプリ。
 新学期。隣の席の女子の耳が不自由と聞いて、会話だけでも滞りなくできれば……と思っただけだったが、これは周りの音も単語にして表示される仕様らしい。
 こんな雑音、邪魔ではないかと僕は思ったけれど、彼女はこのアプリの、周りの音も拾って文字に変換してくれるところが気に入っていると言う。
『これって、どんな風に聞こえるの?』
 メモ帳に書かれた、丸い可愛い文字。
「あー、これはね……」
 僕が音を書き留めるようになったのは、こんなやりとりからだった。

くまっこ

【 サークル名 】象印社
【 URL 】https://zou-jirusi.booth.pm
【 Twitter(X) ID 】@cumazou3
【 pixiv ID 】318435
【 カクヨム ID 】cumazou3

たつみあきら「彼らは時を待っていた ――アルファズル異伝――」

 しゃんしゃらしゃん、と、森の宵闇に鈴が鳴くのを、西の始祖種の王は聞き取った。
(また、彼女が踊っているのか)
 東の始祖種の王は舞姫だ。かつて愛した男と寿命で死に別れた後も、彼が贈ってくれた銀の鈴がついたブレスレットを身に着けている。そして舞うのだ。彼はたしかに生きていたと。その魂が天上ヴァルハラに昇っても、想いはこうして永遠に息づくのだと。
 西の王は、魔力の灯りに照らされながら文字を綴っていた手を止める。紅の両眼でしばし紙面を見つめた後、台の上にペンを置き、視線をはがす。そしておもむろに立ち上がると、鈴の音の方向へと歩を進めた。
「彼女は本当に、思い出を彩るのが得意だね」
 木々の向こうから高めの声が投げかけられる。音も無く現れるのは、男性とも女性ともつかぬ柔和な顔立ちをした白髪の若者。北の始祖種の王だ。
「腹も満たせない事を、延々とやるべきじゃあない」
 背後から不服そうな声が発せられて、視線だけを馳せる。声音の通り、不機嫌を隠しもしない赤髪の青年、南の始祖種の王は、ずかずかと大股に近づいてきた。

たつみ暁

【 サークル名 】七月のなまけもの
【 URL 】https://tatsumi-sloth.club/
【 Twitter(X) ID 】@tatsumisn
【 pixiv ID 】2351050
【 小説家になろう ID 】399692
【 エブリスタ ID 】206622759
【 カクヨム ID 】tatsumi

ゆみあき「女神の歌声」

遠くから、何かが聞こえる。
耳に心地よい……、これは声だろうか。
少しずつ浮上する意識の中で、近づいてきたのは美しい歌声だった。

目を開くと、そこは湖畔だった。
そうだ、昨夜はここで野宿することになって、俺達は火を囲んで眠った。
火はもう勢いを失い小さく燻っているが、辺りは薄明かりに包まれていた。
まだ朝日は昇っていないが、どうやら明け方のようだ。

朝霧に煙る湖畔を、紫の髪と長いスカートを揺らしてゆったりと歩く人影がある。
澄んだ朝に相応しい清らかな旋律は、そこから生まれているようだ。

静かに身体を起こしたつもりだったが、その人は俺に気付いて振り返る。
「あらぁ、起こしちゃったかしら。ごめんなさいねぇ」
俺は静かに首を振った。

弓屋晶都

  【 サークル名 】こるきゅ!
  【 Twitter(X) ID 】@yumiya
  【 pixiv ID 】 10203
  【 エブリスタ ID 】499504426

Relayふあんたじー企画「ナナ村の魔法使いの家から始まる ~リレーノベル『DayDream Quest』後日譚~」

 みゅ~、と、触手が鳴くような声が聞こえた。
「ん? 帰ってきたか…」
 犬耳をピコピコと揺らし、俺、ジョン=タツジロウはゆっくりと椅子から立ち上がる。
「ただいまーーー! ねえ、相談があるんだk」
「触手はもう飼えませんって言っただろう」
「まだ言ってないのに! ケチ!!!!!」
 賑やかに登場したのは村長代理夫人のリョウだ。こいつは旦那の実家である魔法使いの家に入り浸り、面倒事ばかり持ち込んできやがる…しかも旦那である村長代理のリバース様はなんだかんだでリョウに甘く、親である魔女様も「かわいいお嫁さんだね~~良かったね~~」とリョウに甘いものだから…
「ケチじゃねえ!! 毎週毎週、お前が拾ってくる触手生物で裏庭の小屋がはちきれそうなんだよ!!」
 とデカい声で怒鳴るハメになるんだ、俺が。
「あらあら、リョウさんおかえりなさい」
 優雅に登場したのは魔法使いの家の家主である魔女様である。
「お義母さまーーー!! ジョンがひどいんですううううう!!」

Relayふあんたじー企画

  【 URL 】 https://store.retro-biz.com/i17538.html
  ・伊織 【 Twitter(X) ID 】@Haveanice14
  ・ほた 【 Twitter(X) ID 】@hota_ho
  ・くまっこ 【 Twitter(X) ID 】@cumazou3
  ・コドウマサコ 【 Twitter(X) ID 】@makocreate
  ・藤木一帆 【 Twitter(X) ID 】@nekofujiki1923
  ・野間みつね 【 Twitter(X) ID 】@Mitsune_Noma

コドウマサコ「偽りの祭礼」

 春の訪れを告げる雷鳴が遠く東の空に響いている。
 反対側の麓の村からは雷鳴に似た神楽囃子が聞こえていた。長く無人の古家を社とし、一夜限りの花嫁として山神に捧げる娘を送る祭礼の音が。
 年に一度、春分の直後の新月の夜と決められたこの祭礼は、話に聞く限りは百年を超えて続いているらしい。ただしそのありようは始まりの頃とは大きく変わり、昨今は東西の里が交互に花嫁を選出し、山神に捧げられた娘は印として山中の神の社に火を灯した後、反対側の里で一夜を明かすことになっていた。
 暗い山道を先導する少年、渡來は物心がついた頃から神の社への案内人を務めていた。十数歩遅れてついてくる娘はずいぶんと息が上がっているようだ。
 例年になく気が急いて、歩調を速め過ぎたか──。
 神楽囃子に背を向けて登る山道が開けたあたりで立ち止まり、渡來は娘を振り返った。声を張らずとも届く距離まで娘が近づくのを待つ。
 息を切らせた娘の向こうに影を見た気がして、渡來は瞬いた。周囲に視線を走らせる。……気のせいか。
「少し休むか?」

コドウマサコ

  【 サークル名 】鏡の森
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こうげつしずり「鳥の声を聞きながら」

 鳥の声で目が覚めた。
 白い天井。白いシーツ。消毒液の匂い。遠くで聞こえる誰かの足音。
 自分は病室で眠っていたのだと気づくまで、数秒かかった。
 ――――手術は成功したらしい。
 私は、自分でも不思議なほど落ち着いていた。昨日、いや一昨日かもしれないが、手術を受ける直前は、死を恐れる感情で頭がいっぱいになっていた。しかし今は、何の恐れも感じない。私の中から、恐怖心が完全に洗い落とされていた。まるで、長い夢から覚めたかのように。

こうげつしずり

  【 サークル名 】海と空と夜
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  【 Twitter(X) ID 】@umisorayoru
  【 エブリスタ ID 】152895034

せらひかり「おどるぴよぴよ」

 ぴよぴよと、賑やかな声が聞こえる。どこかの枝の上に、鳥がいるのだろう。
 玄関を出てすぐの街路樹は葉が茂っていて、何がいるのか、よく分からない。
 けれど楽しそうだったり、人が通ると警戒したように黙ったり、あるいは勇ましくぴよ! と叫んだりと、鳴き声だけで喜怒哀楽が分かるような気がした。

せらひかり

  【 サークル名 】hs*
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  【 小説家になろう ID 】318534
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野間のまみつね「昼下がりの諸事」

 早めの昼食を終えてカフェの外へ出た頼山紀博よりやまのりひろは、耳を刺す急制動ブレーキの音に、素早く振り返った。
 走行中に斜め前へ引っくり返ったらしきエアカーが、宙を回転しながら飛んでくる。
 丁度昼時で、車道の左右の歩道には歩行者が溢れている。
 とっに、念動サイコキネシスの手が出た。
 歩道に飛び込む勢いだったエアカーは、安全装置がからくも働いたていで、がしゃん、と腹を見せて路肩付近に落ちる。……歩行者達の悲鳴が、遅れ馳せながらそちこちで上がる。
 紀博はふう・・と息をつくと、さりげなく辺りに注意を払った。まるで自分がカフェから出てくるのを待っていたかのように起きた事故を〝偶然の出来事〟として流してしまうには、彼は、年を取り過ぎていた。
(情報局の方は此処ここ何十年かは大人おとなしいが……ロキシードの連中はまだ時々ちょっかい掛けてきやがるからな……)

野間みつね

  【 サークル名 】 千美生の里
  【 URL 】https://mitsune.jp/
  【 Twitter(X) ID 】@Mitsune_Noma
  【 ノベルスキー(Misskey) 】https://novelskey.tarbin.net/@Mitsune_Noma
  【 タイッツー 】https://taittsuu.com/users/mitsune_noma
  【 翡翠SINGS 】https://kawasemi.cloud/@Mitsune_Noma

しまうた「お迎え」

 ばんばん手を叩く音と、きゃはきゃは笑う声が後ろで聞こえる。
 信号待ちしてる間に何回聞いたかな、これ。
 酔っ払ってめちゃくちゃご機嫌になってる本人はいいけど、周囲は大変そうだ。
 「ちょっと飲みすぎじゃない?」
 「だーいじょーぶ、だいじょーぶーーーーー!」
 「大丈夫じゃないっしょっ。一人で帰れる?」
 「へーきへーき、カレシが迎えに来てくれるからー」

島田詩子

  【 サークル名 】虚影庵
  【 URL 】http://kyoeian.vis.ne.jp
  【 Twitter(X) ID 】@kyoeianCM
  【 ノベルスキー(Misskey) 】https://novelskey.tarbin.net/@kyoeian
  【 くるっぷ 】https://crepu.net/user/kyoeian

ほた「振り返ってはいけない」

 ざわざわざわ。
 山に風が駆け上る。山は都心と違い涼やかな風に包まれ気分が良い。ふと視界の端に白い物が通り過ぎたような気がして、私は石畳の下り階段を振り返り見上げた。
 急こう配の斜面に杉林が密接している。遠くから眺めると格子戸のようで、視界が揺れた。
 ――気のせい、だよね?!

 私の背後に誰かいるはずがない。なぜなら親戚たちに――今日は私が最年少だから手桶を持って最後に降りるね。と申し出たからだ。誰か残っているはずがないのだ。

ほた

  【 サークル名 】Mukasou
  【 URL 】https://mukasou.web.fc2.com/
  【 Twitter(X) ID 】@hota_ho

鳴原なりはらあきら「脳内再生ビートルズ」

《また吉田さんだ、あそこまで連打しなくていいのに》
 三階のコピー機は老朽化していて、ボタンを一度押しただけではコピーできないことがある。急いでいる人はついカチカチ連打してしまうのだが、吉田紗奈はそれが激しい。仕事に集中している時は、正直、うるさいと思う。
《仕事のできる人っぽいけど、せっかちだよね》
 三階の事務員に欠員がでて、二階所属だった彼女が配置換えされてきた。前任者からの仕事を三日で引き継いだ後、ほぼ残業することなく帰っていく。仕事中はほとんどしゃべらない。電話応対の時はなめらかに話しているが、社内の伝達事項などもほぼ一言ですますような人で、雑談皆無なのでプライベートはいっさい不明だ。なので浮いているといえば浮いている。というか、距離を置かれている。
《まあ私も、人のことは言えないけど》
 入社以来仲の良かった同僚が退職してしまい、趣味の話をする相手がいなくなってしまった。SNSで発散しているが、職場では無口になりがちだ。コミュニケーションは家の話や天気の話などでごまかしているが、それじゃあ面白くない、という気持ちがある。

鳴原あきら

  【 サークル名 】恋人と時限爆弾
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  【 エブリスタ ID 】120483709
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  【 about.me 】https://about.me/narihara_akira

皐月さつきうしこ「秋ノ虫夜ノ歌」

 りーん、りーん。りりーん、りーん。
 彼岸花の赤が薄れ、金木犀の香りが満ちるまでのあいだ。
 とても短い期間、過ぎ去る季節の狭間。
 夏の暑さに負けて、刈り忘れた庭の草むらのなかで、それは秋の到来を告げていた。
 りーん、りーん。りりーん、りーん。
 静かな鳴き声がひとつ。合唱ではなく独唱。
 姿の見えない音楽家が奏でる可憐な音色は、心に懐かしさを連れてくる。
「……虫が鳴いている…チンチロ…チンチロ…チンチロ…チーン……」
 ここにも心に懐かしさを得た独唱者がいたかと、小さく口ずさむ彼女の歌声に、目を閉じて聞き入ってみる。それなのに、急に照れてしまったのか、布団のないコタツをはさんで、すぐそこにある鼻唄はピタリと止まった。
 代わりに「思ったんだけどさ」と、前触れのない言葉をかけられて目を開ける。
「全然、ちんちろじゃなくない?」

皐月うしこ

  【 サークル名 】Fancy Field
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なな「雪の降る日に」

 リズミカルに屋根を叩いていた音が、いつの間にか消えていた。窓の向こうには白い花びらが降り注いでいる。あまりにも降り注ぐ量が多すぎて、外の景色は白くけぶっている。終わりが見えないように感じるその白は、けれど気付くと止んで、日の光が差し込んでいたりもする。海も近いけれど山も近いこの地域の、天気は目まぐるしく変わる。
 昼を前にピーピーピーと音がして、ポリタンクの油を注ぎ足すべく玄関へ向かう。窓の向こうの景色は変わらない。ただ、脳はそこに別の景色を描き出す。

なな

  【 サークル名 】7's Library
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 ふじかず「才女と壊れたレコーダー」

 リィン…… ゴォン…… リィン…… ゴォン……

 遠くに聴こえる鐘の音に、ふとした違和感を抱く。
「あれ、鐘のピッチ狂ってる」
 僕の言葉に、しかし誰も振り向くことはない。

 子どもの頃からとにかく耳がよかった。いわゆる『絶対音感』と呼ばれる類のもので、そしてそれは僕に良いものも悪いものももたらした。
 楽器をやりなさい、と母に言われてピアノを習った。どんな曲でもすぐに弾けるようになってしまって、周囲には神童と呼ばれた。
 聴こえる音はすべて脳内で色になって流れていく。僕はその色をなぞってただ指を動かすだけ。楽譜は読めなかったけれど、ピアノの鍵盤を一度触りさえすれば、それはたくさんの色になって僕の脳内でいつまでも鳴り響く。
 弾くのは楽しかった。楽しかったけど、コンクールに出させられるのは苦痛だった。だって弾きたい曲が弾けないのだから。

藤木一帆

  【 サークル名 】猫文社
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