はじめてのウォーハンマー その3(完成)
モールド潰れて、テンションガタ落ちになった。
そうしたらTwitterで、とある趣味人(ウォーハンマーを趣味にしている人をこの様に呼称するらしい)の方に
「これが俺のウォーハンマーだって感じに仕上げちゃいましょう」
という言葉をいただいた。なんかやる気が出た。
失敗がなんだ!作り上げるよ、ドラーゴさん。
まずは、ベースカラー「メフィストン・レッド」で全体をペイント。
「メフィストン・レッド」は暗めのつや消し赤といった感じ。これだけでも、だいぶそれっぽくなった。
そこから、黒や銀や金などのベースカラーをペイント。
つぎに、肌色や細かいところをペイント。
あとは、シェイドカラーを使って影を表現。
最後に、メフィストン・レッドより明るめの近似色のレイヤーカラーで光が当たっている感じを表現。
と、簡単に書いたが非常に大変だった。
特に黄色はムラが酷かった。
何度も修正してたら、油絵みたいにボコボコになった。
モールドも潰れて、細かいところは推測でペイント。
そして、何とかペイント終了。
旗の下部にある文字やマーク、デカールがないのね。
ということで、手書き。これも大変だった…
そして、デカールを貼り、2021年6月20日にとうとう完成。
3ヶ月かかった。まぁ、休みの日の気が向いた時にしか、やっていなかったというのもあるのだけれど。
模型の塗装は十数年ぶり。しばらく離れていた。
そして、はじめての水性塗料(シタデルカラー)ではじめてのミニチュアペイント。
確かに大変だったが、子供の頃に使っていたプラカラーに比べてシタデルカラーは扱いやすかった。
子供の頃、ドイツ軍の装甲車(1/48 Sd.Kfz.251/1 Ausf C バンダイ製)を筆塗りした時は砂漠地帯みたいにひび割れ乾燥肌になった。色むらを無くそうと何度も重ね塗りしたからだ。
今回シタデルカラーでのペイントでも、はみ出しの修正などでかなり重ね塗りしたが、そんなことは起きなかった。むしろ、重ね塗り前提の塗料らしい。また、ベースカラーは隠蔽力も高く、綺麗に発色してくれた。
あと、シタデルカラーは水性塗料なので水で薄めたり、洗ったりすることが出来る。臭いもしない。手についたらウェットテッシュで拭き取れる。
素晴らしいよ、シタデルカラー。
それにしても、ペイントは楽しいね。趣味人の方々は親切に教えてくれる。しかも、これでゲームが出来ると。
大変だったが、子供の頃のプラモ製作での楽しんでいる感じやワクワク感も思い出した。
ウォーハンマー楽しいじゃん。
僕はそうして、趣味人への道を歩み始めた。
次のボーナスで「コマンド・エディション」と大量のシタデルカラーを購入するのだった。
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