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HR担当が新たな挑戦を求めて17LIVEからログラスに入社しました

ごあいさつ

はじめまして!
ログラスでHRを担当している越智です。
このたび、17LIVEを経て、2023年10月からスタートアップのログラスへ入社しました。
このnoteでは「なぜログラスを選んだのか」や「ログラスで挑戦したいこと」について書いていきたいと思います。スタートアップ、またはログラスに興味がある方にとって参考になれば嬉しいです。

この記事は【ログラス Advent Calendar 2023】の第9日目にエントリーしています。明日はデザイン部のkouさんの予定です!


私は何者か

海をこよなく愛するおじさんです。瀬戸内海の島で生まれ育ち、野球に熱中して、数学が好きで物理学に興味を持ち、物理とは縁がない職種を生業にして、ある時は固定した家を持たず旅をするように生きてきました。大海原に浮かぶ小舟のように、進んだ先に何があるのか想像ができない旅をしています。瀬戸内海の穏やかな海のような心で最期を迎えることができれば最高だなぁと思いながら旅を楽しんでいます。

私は、ログラスに入社するまでに上場/非上場、大規模/小規模を含めて5社の経験があります。最初の仕事は債権回収(貸したお金を返していただく)で、その後は一貫してHRに従事してきました。最近のHR担当者としては珍しく、採用、人事制度、組織開発、労務/給与計算、組織開発、カルチャークリエイトなど全ての領域に携わりました(社会保険の資格取得/喪失手続きや年末調整を実際に手を使って担当したこともあります)。専門分野は2018年に修めた組織行動論になります。修士論文「日本企業のターンアラウンドを成功に導くための要因」では組織の衰退要因と衰退から復帰(ターンアラウンド)するために必要な要因を考察しました。修士論文を通して、ライフワークとなるテーマを見つけることができたのは、予期していないラッキーな出来事でした。

なぜログラスに興味をもったのか

ログラスを知ったきっかけは人材紹介会社から提案です。その時にビビっときたわけではありませんでした。が、私は人員計画の立案に携わっており、経営企画やFP&Aの人たちと密に仕事をしていたので、ログラスが展開するプロダクトである「Loglass」シリーズ(以下、Loglass)がこれらの方々が持っている課題を解決できることはイメージできました。また、勢いよく成長をしようとしているスタートアップであることも感じることができました。その時点では、あくまでなんとなくの理解でした。しかし、社会が抱える問題の中で何に取り組むのかをクリアにして、解決しようとしていることはハッキリと認識できました。立ち位置を明確にして、問題の解決から社会を変えようとしている点に興味を抱きました。

ログラスへの入社を決意した理由

選考を通して、ダントツにログラスの中にいる人たちが、本気だったことです。カジュアル面談、ワークサンプルテスト、モチベーショングラフ選考、HR面談、最終面接、オファー面談と少しお腹いっぱいなメニューでしたが、お会いした全ての人たちが、本気でログラスが成功することを考えていることが伝わってきました。印象的だったのは、最初のカジュアル面談でお話をさせていただいたコーポレート責任者の滝田さんです。


滝田さんはコーポレートを担当されているにも関わらずLoglassの機能や素晴らしさ、そして何よりもお客様にどのように貢献できるかをものすごい熱量で伝えてくださいました。滝田さんの声が大きいといういうわけではなく、お客様の鋭い観察に基づくファクトからLoglassがどのような想いを持って誕生して進化しているかを語ってくださいました。カジュアル面談というよりも私が企業の経営企画担当者としてLoglassのセールスを受けているのかと錯覚するほどでした。この熱量は最後にお話しさせていただいた創業者の布川さんはじめ、全ての方がお持ちで、熱量に圧倒されたことを今でも覚えています。
また、コーポレートの滝田さんの姿勢は私のスタンスとも一致していると感じ、その点も一緒にお仕事させていただきたいと思った要因です。それは、間接部門であっても自社のサービスを愛して、それを広めるための活動をしていく姿勢です。間接部門は、自社のサービスや製品に直接触れたりお客様と接点を持つ機会が極めて少ないです。その結果、自身が担当している領域のみに興味関心が留まり、狭い領域での価値提供になりがちです。こうなると、自社にとってベストな貢献ができなくなりますし、そもそも働いていてワクワクできません。例えば、お客様から感謝の言葉をいただいたとき、営業の方が新規契約を受注したとき、エンジニア/お客様サポート部門がお客様のリクエストに応えたとき、などに一緒に喜びを感じることができないと考えます。もちろん、決められた役割を果たすことが雇用契約上での会社との約束ですが、そこを超えた先に楽しさ、悦び、充実感、ワクワクを得ることができ、自社のサービス/製品のさらなる進化に貢献できると信じています。

社員の方々の熱量や姿勢以外に、もう一つ、私に期待されている役割が壮大なものであることもログラスへの入社を決めた理由の一つです。これは、同時に選考が進んでいた企業との比較でもあるのですが、ログラスは長期的には「良い景気を作ろう。」という壮大なミッションの実現と、短期的にはT2D3という偉業達成に本気で向き合っており、実現にあたってHRにも大きな期待をしていることがわかったからです。私自身、前職で初めてスタートアップを経験して、幸運にも一定規模の組織に発展するプロセスを経験することができました。しかし、それでも私自身の実力では、ログラスの期待に応えることができるのか、と不安を感じたのが正直なところです。不安に感じるほど、自身にとってチャレンジであったことは、ログラスで挑戦したいという決意につながりました。



何に挑戦するのか

ログラスで働くうちに、ミッションである「良い景気を作ろう。」の実現とT2D3( ※SaaSビジネスの成長指標のことで、向こう5年間にわたり3倍・3倍・2倍・2倍・2倍のスピードで事業成長を実現すること。)への挑戦が自分自身への挑戦とリンクしつつあると感じています。究極的には、会社のミッションと目標を達成することができる組織作りに貢献することが私の挑戦になるわけですが、これだと、あまりに壮大で漠然としているので、少し掘り下げます。ログラスが目的を達成するために、私は組織が以下の条件を満たす必要があると考えています。

1、ポラリスを見失うことなく目指し続ける
2、お客様に関心を寄せて的確にニーズを掴む
3、世の中の変化を捉えて、自らを常にアップデートできる
4、最高の仲間を迎え続けることができる
5、仲間が最高のパフォーマンスを発揮している


1は最近の流行りでは「パーパス経営」と言われているものです。人が集まって何をしたいのか、なぜ私はここいるのか、という根本的な問いに明確な方針(ポラリス)を示すものです。これにより、組織が進むべき方向を一つに合わせることが可能になり、個人の単位ではそもそもの働く意義を見出しやりがいに繋げることが可能になります。ただし、日常では感じることができなかったり、見失いがちになるため、いかにポラリスに立ち帰ることができるかが、ポイントになります。組織が原点に立ち返れる状態を作ることは、経営陣および仲間とともに取組んでいくことであり、私にとって大きな挑戦になります。

2と3を挙げた背景として、成功した企業にありがちですが、お客様への関心を忘れて社内政治に終始することがあります。その結果、お客様のニーズから外れた機能や製品をリリースしてお客様の失望を招き、組織が衰退することが起こります。また、うまく行った過去のやり方に固執してしまい、そこから脱却できず時代に取り残されて凋落していくことがあります。他方、これらと反対にお客様に集中して、時代の変化に気づき、過去のやり方から脱却して常に新しい方法を見出すことで組織の成長につながります。これらはカルチャーが大きく影響することが研究でも実務における記録でも示唆されています。よって、良いカルチャーを形成することが私に求められることであり、挑戦です。ログラスにはすでに4つのバリューがあります。これらのバリューの実践がログラスの成長の基盤になると確信していますので、バリューの理解と実践の浸透を加速させることが私の挑戦です。

4はまさに採用の領域です。私自身、過去に採用に携わってきましたが、一番のストロングポイントと言える領域ではありません。しかし、急成長によって大きな目標達成を目指しているログラスは最高の仲間を迎え続けることが求められます。私自身が採用の領域でさらにアップデートすることが必要で、私にとって挑戦になります。

5は、1から4の総合的な結果と言っても過言ではないと思います。サービス/製品は人から創られます。創る担い手の才能が最大化されることでサービス/製品も最高のものになり、お客様への貢献を加速し、経済循環が生まれ、当社のミッションである「良い景気を作る。」に繋がります。もしかしたら終わりがないゴールかもしれませんが、仲間が最高のパフォーマンスを発揮できる環境作りに挑戦していきます。

最後に

私はスタートアップの醍醐味を前職で身をもって知ることができました。会社が爆速で成長していく摩訶不思議な感覚、その成長に自分が追いついていないのではというヒリヒリした感じ、そして何よりもわちゃわちゃした異様な熱量を作り出す仲間と一つのことを成し遂げようとするプロセスは、何にも変え難い経験だと知ることができました。これは、私の旅の中で、とても幸運な気づきでした。もちろん、スタートアップに飛び込む時の不安はありました。既にビジネスモデルが確立され、働く環境が整備された企業から何も整っていない状況への変化、求められる仕事のレベル、スピード、結果の追求、そして報酬への不安。非常に悩んだ末にスタートアップに飛び込みましたが、スタートアップで働くことの悦びを知ることができたのは、本当に幸運だと言い切ることができます。

そんな私がこの度、ご縁あってログラスで新たな挑戦の機会を得ることができました。ログラスではまだ短い期間ですが、既に非常にエキサイティングな経験をしていることを実感しています。前述の通り、ログラスは壮大なミッションと非常に難易度が高い目標に、社員一人ひとりが本気で取り組んでいる熱量を感じています。例えば、つい最近の出来事ですが、とても嬉しく、勇気をいただくお話を伺うことができました。とある事業部の方が採用のオファー面談に初めて参加された後のお話です。

「初めてオファー面談に参加して、初心に立ち返ることができ、非常に有意義な時間でした。それから、ログラスの社員全員が全力で仲間作りに参加していることを改めて感じたことで、ますますログラスが好きになりました」

これは数ある中の一つのエピソードですが、ログラスの至るところで発生している熱量増加の法則(エネルギー保存の法則を破壊してます笑)です。この先に何が起こるかわからないドキドキ感と壮大な目的に向かって素晴らしい仲間と共に過ごせることは旅における最高の時間だと確信しています。

私自身のビジネス経験はそろそろ20年になろうとしています。しかし、旅をしている限り、いつでも挑戦はできます。思ったらまず行動してみることは実はというと良い結果をもたらすことが多いです。もしスタートアップへ興味があるけど、挑戦に不安を感じている方がいらっしゃれば、是非ともご連絡をください。
そして現在ログラスが募集している求人を載せておきますので、もしも興味ある方いらっしゃればこちらもよろしくお願いします。

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