2017年京大日本史4-2答案例

田沼時代、江戸幕府は流通掌握を目的に仲間を積極的に公認した。19世紀に入り、在郷商人が台頭して地方市場が発展し、仲間の市場独占に反対する国訴が畿内で発生するなど仲間の市場への影響力は低下し、江戸の物価は高騰した。天保の改革時に、幕府は仲間が江戸の物価高騰の要因と判断して解散を命じたが効果はなく、後に仲間を再興した。幕末期に欧米との貿易が本格化する中、仲間の保護を目的に幕府は五品江戸廻送令を発令した。
(200字)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?