2014年阪大日本史第3問答案例

豊臣政権が行った太閤検地によって、石高制は成立した。豊臣政権は度量衡を統一し、村切りを行い、村ごとに田畑・屋敷地の面積・等級・耕作者を決定し、土地の価値を米の量である石高で表記し、村の石高を決定した。これにより、全国の土地が統一の基準で表記される石高制が整った。村の石高は領主が村に年貢・諸役を賦課する際の統一基準となった。大名・旗本が支配する土地は将軍が知行として宛がったものであり、その知行地の石高は将軍が大名・旗本に賦課する軍役の統一基準となった。(227字)

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