2009年慶応文学部日本史論述答案例
大問Ⅳ問5
「743年に出された墾田永年私財法は開墾田の永久私有を認める法令である。この後、大規模な開墾が進んで大寺社・有力貴族・地方豪族の私有地が拡大し、初期荘園が成立した。」(79字)
大問Ⅴ問9
「新井白石は元禄金銀の鋳造により生じた物価高騰の改善を目的として、貨幣の質を慶長金銀と同率とした正徳金銀を鋳造した。一方、幕府直轄鉱山からの金銀産出量の減少を受けて、金銀の海外流出を防ぐために、海舶互市新例を発令して、長崎貿易の額を制限した。」(120字)
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