2010年京大日本史4-1答案例

隋の大陸統一による東アジア世界の軍事的緊張を背景に、推古朝は大王中心の中央集権体制の整備を進めた。内政面では功績に応じ、冠位を個人に与えることで、氏単位の政治組織の改編を目的とした冠位十二階や豪族に対し官吏としての心得を説いた憲法十七条などを制定した。外交面では遣隋使を派遣し、倭の五王の時代と異なり、中国の冊封を受けず、臣属しない方針をとる一方、留学生を派遣し、仏教など先進文物の摂取を目指した。
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