2019年京大日本史4-1答案例

北条時政は将軍独裁を目指す源頼家と外戚の比企氏を排して、源実朝を将軍に擁立し、御家人の合議体制を整えるとともに、政所別当としてこれを主導し、執権政治へ道を開いた。時政の子である北条義時は侍所別当の和田義盛を滅ぼし、幕府における民政・軍事の要職を独占した。実朝暗殺の後、将軍となった九条頼経が幼少で力を持たない中で、御家人を中心とする幕府政治の実権を握り、将軍補佐としての執権の地位を強固なものとした。
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