2001年京大日本史4-2答案例

1870年代に新貨条例で金本位制を採用したが、金保有量が不十分で実現せず、1890年代に産業革命が本格化し、綿花・機械類などの輸入増加を受け、英米ら金本位制国との為替安定のため、日清戦争の賠償金を元手に貨幣法で金本位制に移行した。第1次大戦期の金本位制離脱後、1930年代に浜口雄幸内閣の金解禁により金本位制に復帰したが、円切上げと世界恐慌による輸出不振で金流出が続いたため、犬養毅内閣が金本位制から離脱し、終焉した。(200字)

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