2002年京大日本史4-2答案例

鎌倉新仏教のうち、禅宗では、臨済宗の夢窓疎石の弟子筋が室町幕府の保護・統制下で五山派として栄え、京都の将軍・守護などに受容され、幕府衰退以降は五山派に属さない林下の禅が台頭し、戦国大名や地方武士などに受容された。浄土真宗は15世紀後半に登場した蓮如により、主に畿内・北陸・東海地方の農村部で地侍や農民たちに受容された。日宗は日親が出て西日本各地で勢力を伸ばすとともに、京都の富裕な町人層に受容された。(200字)

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