2001年京大日本史4-1答案例

琉球は尚氏を国王とする独立国であったが、17世紀初頭に島津氏の侵攻を受け、薩摩藩の支配下に入る一方、琉球は中国王朝への朝貢を継続したため、日中両属の地となった。薩摩藩は朝貢貿易の利益を吸い上げ、琉球産の砂糖を上納させて、利益を得た。江戸幕府は琉球に対し、将軍の代替わりごとに慶賀使、国王の代替わりごとに謝恩使を派遣させ、将軍の威光が海外に及んでいるかのように見せるため、使節に中国風の服装を強制した。(199字)

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