2020年京大日本史4-1答案例

年貢増徴による財政再建を目指した享保の改革に対して、田沼意次は年貢増徴だけに頼らず、商人の力を利用しながら、そこで生じた富を取り込むことで財政再建を実現しようとした。都市や農村の商工業者の仲間組織を株仲間として広く公認し、営業の独占を認める代わりに、運上・冥加金などの営業税を徴収した。また、銅などの専売制を実施し、俵物を独占的に集荷して、それらを長崎貿易で積極的に輸出して、銀を輸入し、財源とした。
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