2019年京大日本史4-2答案例

豊臣政権は度量衡を統一した上で村ごとに検地を実施し、結果を村単位で検地帳にまとめ、大名に対して所領ごとの石高をまとめた御前帳と国絵図を提出させた。結果、全国の土地を米の量で統一的に表記する石高制が整い、江戸幕府も継承した。石高制の下、近世社会では百姓は村ごとに村高に応じた年貢・諸役負担を義務付けられ、領知の石高に応じた軍役を賦課された大名は同じ石高の土地への移封を拒めなくなり、在地性を否定された。
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