2007年京大日本史4-2答案例

GHQから改憲の指令を受けた幣原喜重郎内閣は憲法問題調査委員会を設置して、改憲案をまとめた。しかし、天皇の統治権を認めるなど保守的な改憲案の内容に不満を持ったGHQは極東委員会設置が目前に迫る中で改憲の主導権を握るため、民政局を中心に改正草案を急遽作成して政府に提示し、それに手を加えて政府原案が作成された。政府原案は第1次吉田茂内閣の下、衆議院と貴族院で修正可決された後、明治憲法を改正する形で公布された。(200字)

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