2004年一橋大日本史第2問答案例

1製糸業は従来、座繰製糸による手工業生産が行われていたが、フランスなどの技術に学んで在来技術を改良した器械製糸による生産に変化した。綿糸紡績業は1870年代に手紡や臥雲辰致が発明したガラ紡による生産が行われていたが、1880年代前半の大阪紡績会社での成功を契機に、1880年代後半に蒸気力を動力源とする英米の輸入紡績機を使用した機械製生産に変化した。2製糸業は幕末期にヨーロッパ向けに生糸を輸出していたが、その後、アメリカ向けの輸出が中心となった。綿糸紡績業について、当初、中国産綿花を輸入していたが、機械製紡績機での生産に適したインド産綿花へ移行し、日本郵船会社によるボンベイ航路の整備や航海奨励法の発令により、インド産綿花を安価に確保した。3八幡製鉄所は筑豊炭田の石炭と中国の大冶鉄山からの輸入した鉄鉱石を原料としており、原料確保の観点から八幡村は適した立地だった。4日本鉄道会社。華族の金禄公債証書を担保とした。(400字)

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