2002年京大日本史4-1答案例

租は口分田を支給された6歳以上の男女に賦課された土地税であり、国ごとに郡家の正倉に蓄積された。正倉から春夏に種籾を貸し付け、秋に利息とともに返済させる公出挙は後に強制化され、公出挙の利息と租は国府の税源となった。庸調は主に成人男性に賦課される人頭税で、前者が布、後者が特産物であり、運脚により都に運ばれ、中央政府の財源となった。雑徭は国司の指揮下で年間60日を限度に土木工事などに従事する労役であった。(200字)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?