2013年阪大日本史第2問答案例

鎌倉時代は耕地の開発が積極的に進められ、鉄製農具や牛馬耕が広がっていった。また、灌漑・排水施設の整備も進められ、刈った草を田畠に敷き込み腐敗させる刈敷や、草木を焼いて灰にした草木灰が肥料として用いられるようになったことで、畿内や西日本一帯で麦を裏作とする二毛作が普及し、集約化が進められた。水稲耕作以外にも、各地域の自然条件に合わせて、荏胡麻・藍・楮・漆など様々な手工業製品の原料となる作物の栽培・加工が盛んとなっていった。(212字)

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