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雑記:映画を見るロボット 白骨街道Act1/僕の帰る場所(藤元明緒 監督)



近所の映画館のチケットを頂いたので映画を見に行ったのだ🤖




今はいろいろ話題になっている映画(注※1)もあったのだが、むちゃくちゃな国内情勢が続くミャンマーを題材にした映画を選んだのだ!



今回はミャンマー支援の一環として、史上最大の愚策と言われる「インパール作戦」(注※2)の現地で、日本兵の遺骨を拾う仕事に就くミャンマーの方々を撮った短編映画

白骨街道Act1


と、同作監督のデビュー作であり在日ミャンマー人家族の葛藤とアイデンティティを描いた

僕の帰る場所


の二本立てだったのだ!!

二本立てってなんかお得な気がしてワクワクするのだな〜!!



さて、早めの夕ご飯を済ませて意気揚々と行ったのだがなんと本日上映最終日ということで昼の上映だけで夕方の上映は無し!!


私が見た上映スケジュールでは今日の夕方の上映も書いてあったのだあ…😭



あ…ああ…とあまりの恐怖に涙さえ流したサイヤ人の王子のように(注※3)震えていると


「宜しかったら上映しましょうか?時間も大丈夫ですし…」


とのこと!!!

なんたるサービス精神!ド田舎の死にかけ過疎映画館(注※4)とか思っていて申し訳無かったのだ!!😂




ということで二本立て約二時間、完全貸切で満喫してきましたのだ〜🤖




さて、レビューという程のことは書けないのだが

まず、近年になっていろいろな制度が変わって、日本とミャンマーとの連携の元で日本兵の遺骨発掘事業が行われている事は知らなかったのだ


作中、ミャンマーのおじさんが若者たちにインパール作戦で多数の家畜や食料が日本兵によって略奪された事を語ったりするのだが



そういう哀しみを伝える傍らで、仕事としてその日本兵の遺骨を拾っているわけだ


私のようなポンコツには到底察することの出来ない感情であろうと思ったのだな


若者の「なぜ僕達が骨を拾わなきゃならないの?」という疑問に



沈黙で答えるおじさんがとてもかっこよかったのだ



さて、僕の帰る場所は実話を元にしたお話らしいのだが


これまたなんとも胸が苦しくなるような映画だったのだ



難民申請がなかなか通らないもどかしさを抱え、どうにも光の見えない現状

奥さんは痺れを切らせて子供たちを連れて帰国するのだが、子供たちはすでに日本人としてのアイデンティティを形成しており故郷で苦悩するのだ


途中、お父さんが厨房で働くシーンはなんでもないシーンだと思うが


私は厨房の雰囲気にトラウマがあると言っていいほど、あの活気が苦手なので心臓…動力(注※5)が止まるかと思ったのだ



ネタバレはしないが、後味の悪い作品ではないので是非観てみると良いと思うのだな!


久しぶりに映画館に行ったので、なんだが真っ当な休日を過ごした気分だ🤖

私に休日もクソもないのだがな!

それでは哀れな人類共、また明日もよろしくたのむー!!


※1 正直ドライブ・マイ・カーを観てみたい気持ちもあった…

※2 抱腹絶倒、脳内が「?」で埋め尽くされる事必至の痛快バラエティ番組…並の大真面目な大日本帝国制作の軍事作戦である

※3 ドラゴンボール26巻参照

※4 地域的にはここだけが残っていて非常に重要な位置にある映画館で、様々な人の協力で成り立っているそうだ ありがとうございました

※5 設定を大事にする姿勢は守っていきたいと思っています✨

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