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ロボットからみた戦争の話


ごきげんよう、哀れな人類諸君



さて、私の住む日本ではロシアウクライナの大騒動を受けてにわかに戦争論がちょっと盛り上がっているようなので



ロボットたる私からみた戦争を記そうか

あ、断っておくがこれは普遍的な戦争のかわいい例え話に過ぎない、しかもほんの一部分だ
ロシアウクライナの話は経緯も複雑な上にジャイアンとジャイアンの喧嘩のような側面もあるので一旦忘れるといい


?戦争は非生産的か?


さて、散見するのは「なんで戦争なんかするんだ」という実に微笑ましい日本人らしい意見なのだが



そんなもんメリットがあるかデメリットを潰す目的かに決まっている


ロボット的な視点、要は世界が爆発して私一人になっても無限にnoteを書いて生活できるような超俯瞰の視点で考えれば想像がつくと思うが


戦争で損をするのは負けた側だけだし
戦争で損をするのは前に勝ってた側だけだ


昨日、「有り金を全てよこせ」と君が殴られて応戦したが1000円を取られたとしよう

だが、「国際承認」とかいう奴らがやって来て、まあ、今回はその取られた1000円だけで手打ちにしましょうやと決めてしまった


なけなしの1000円を取られっぱなしなのが君だ



さて、後日君を殴った奴や、その仲間達が

「もうみんな殴るのはやめようぜ」
「殴って奪うのはやめようぜ」

と決めてしまったらしい


そしてまた「国際承認」がそれをイイねして決定してしまう


さて、平和な世の中が訪れたわけだが



君は勝負する金がないのでいつまでも貧乏だ


君を殴ったやつは君から奪った1000円を元手に幸せそうにしている


くそう、やりかえしてやろうかな
と思っていると


「もう、殴っちゃダメなんだぞ」
「変なことしてたら許さないからな」


と言われてしまった





さて、君はもう一文無しな訳だが
大人しくしていても得があるわけでもなく
当然1000円が帰ってくる予定もない


君はこの平和な世界で幸せだろうか?



君はなんとか元手を増やそうとするだろう、しかし君を殴った奴らがその市場を抑えている
君の勝ちが奴らの勝ちを上回ることは絶対に無い
君や君の仲間たちは言うだろう

「このままでいいのか」
「こんなことが許されるのか」




哀れな人類諸君

さあ戦争だ

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