【3周目感想】ファイアーエムブレム無双風花雪月(赤焔の章)
今回の感想の前に。
原作であるファイアーエムブレム風花雪月5周年、本当におめでとうございます!!
自分がハマったのは約1年前という最近の話で、リアルに5年の月日を過ごしたわけではないです。が、今後のどの周年よりも特別な意味を持つ5周年を今お祝いできることを誇りに思います。風花雪月に出会えてよかった。
さて、本題。ファイアーエムブレム無双風花雪月、3周目をクリアしたのでその感想です。
1周目の感想はこちら。
2周目の感想はこちら。
では、以下ネタバレ注意。
プレイしたルート
難易度:ハード
モード:カジュアル
2周目と同じ、難易度ハード。黄燎の白きもの、青燐のタレスに非操作ユニットが蹂躙された恐怖を忘れられないのでカジュアル。
主人公の性別:女
なんとなくで選択。名前はいつも通りデフォルトのシェズ。
灰色の悪魔の性別:女
1周目2周目と異性にしたので3周目は同性にしようと女を選択。名前はベレス。
灰色の悪魔の加入or敵対:敵対
これまでの2周、どちらも加入ルートだったため一度は敵対を体験しておきたかったのと、早期クリアをしたかったのとで敵対を選択。
クラス:黒鷲の学級(アドラークラッセ)
最後の学級のため、一択。こうして感想を書いていて改めて、学級だったことを久しぶりに思い出した。士官学校パートがあまりにもないから。
ストーリー感想(序章)
相変わらず一瞬の士官学校編。モニカ救出を期に闇に蠢く者と手を切る決断をするエーデルガルト。風花雪月(以下、原作と表記)で、いくら教団を倒したいからといって自身に酷いことをした闇うごと手を組むのは納得いかなかったので、手を切ってくれて嬉しかった。タレスたちは逃がしてしまうものの、帝国から闇を排除できたエーデルガルトは、シェズを傭兵部隊の長に任命。エーデルガルトの作る国の象徴になれるし、納得感があった。
でも傭兵文化はあまり理解してくれてなかったね、ハイタッチとか。
ストーリー感想(第一部)
やはり舞台は2年後に。マヌエラ、イエリッツァ、門番(←!?)が加入。
教団を倒すべく、王国と同盟との戦いを繰り広げていく。
友軍でよく登場するランドルフとラディスラヴァは自分のやるべき仕事をしっかり達成していて、有能感が伝わってきた。エーデルガルトも重用するわけだ。
王国でも同盟でも起こる問題への対処で行ったり来たり。
起こる事件はわりと他章と共通していた。ガスパール領とか、グロスタール伯の裏切りとか。
しかしそれを帝国視点で見ると、有利不利の見え方が他章と違うのでそういう意味では新鮮だったと言える。
覇道を行くルートというだけあって、第一部から敵対生徒に確定死者が出た。殿を務めたイングリットだ。死亡フラグビンビンで出てこないでくれ…。同盟の生徒はこのルートでもバンバン説得できた(1マップ3人説得なんてのもあった)のに、王国は全然説得できないの悲しい。
最低限の成果を出して帝都へ帰還するも、セイロス騎士団の襲撃を受ける第一部最終戦。
そこでシェズは信用されていなかった、監視しやすいように傭兵隊長を任されていただけと判明。ちょっと悲しかった。ヒューベルトこのヤロー!!ヒューベルトらしいけどさ…。
しかしそこでエーデルガルトを庇ったこと、暗殺者が闇うごじゃなかった=シェズは闇うごと通じていないことが分かりようやく信用してもらえて第一部終了。
国力最強に思えた帝国も苦労しながらの進軍だったことが分かる第一部だった。
ストーリー感想(第二部)
半年後の第二部。今作、二部に分ける必要あったんだろうか。原作の二部構成は成長した生徒と劇的に再会するから盛り上がるのであって、ビジュ変化なし状況膠着で半年後というのは感慨も湧かない。だから原作に寄せて二部構成にする必要はなかったのではないだろうか。
それはさておき、レスターと休戦と協調の盟約を交わす帝国。ここは黄燎と同じ。赤焔では帝国側に、青燐では王国側に付くのはしたたかなクロードらしいが…。
そして始まる、本格的な王国との戦い。今回は灰色の悪魔と敵対する道へ。
そうするとロドリグ、ジェラルト、ランドルフと犠牲が出過ぎた。赤焔の犠牲者枠はランドルフだったか…。ランドルフが生き延びられる唯一の道を捨ててしまった…。
その悲しみを振り払いながら進軍。ギルベルト、アネット(多分アネットは殺さない道もあったのだろうが、扶翼の魔道書が強すぎてギルベルトが即死したため倒すしかなかった)、レオニー(説得したかったがジェラルトを討っているため説得に失敗し、そのまま毒で死亡。作戦資源30返せ!)と顔見知りを殺しながらの進軍。
フェルディナントが父を自分で手にかける重くもかっこいいムービーも見つつ、アリルへ。
この章で一番印象に残った戦闘はこのアリルの会戦。
協力するはずだったクロードが盟約を破棄して裏切り。ヒルダの挙動が怪しかったし拠点会話も不穏だったし、クロードとベレスの会話に「戦場では頼む」みたいな言葉があったりと予兆はあったけど、ショックだった。「やってくれたわね、クロード!」だよ。
そうだよな、グロンダーズで帝国軍を無視して王国軍へ進軍してくるような奴だもんなお前はなぁ!!
帝国軍操作での三つ巴会戦、BGM天と地の境界は原作になかったから無双でようやく実現したことになる。
でもクロード許せねぇ、よくもやってくれたな!とボコボコにしたらまさかの死亡。死ぬんかい!!
青燐ではクロードが生き残ることが新たな火種になりそうだった。このルートなら火種にはならなかったはずだったのに…。生き残ってくれてよかったのに…。
(調べたら、灰色の悪魔が加入した場合は最後まで生存するらしいですね。ここまで大きな分岐は赤焔だけらしい。)
王国軍ではシルヴァンが死亡。この幼馴染たちは揃いも揃って仲間を庇って………;;フェリクスも絶対そうする奴だし………。
そしてヒューベルトの活躍を褒めたい。ヒューベルトのおかげで、同盟軍の作戦を2つ潰すことができた。第一部でこのヤローとか言ってすみませんでした!!
最終戦。ガルグ=マクで教団、闇うごとの三つ巴戦(三つ巴多くない?)。レアを守るカトリーヌ、ツィリルを手にかけて進軍。
タレス、レア、白きもの、タレスレアの同時とボス戦は困難を極めた(特に白きもの。今回はペトラを戦闘不能にされた)がなんとかクリア。
エーデルガルトと今度こそハイタッチで締め。
オイ!!その伏線回収熱いって!!!
終わり方は良かった。
でもレアもタレスも結局落ちただけで生死不明。谷底に落ちた先生は5年後目覚めたという原作のこともあるし、死んでない可能性大いにあり。しかも王国とも同盟とも敵対状態で問題は山積みなんだよなぁ…。
呼び笛はエーデルガルトに渡しました。
原作の紅花の章は短く、おまけルート感が強かった。しかし赤焔の章は他ルートと同じ長さだったので、正規ルートらしさをようやく感じられた。エーデルガルトを存分に使うことができてよかった。
システム感想
拠点・育成・戦闘・遠乗りについては初見感想で語ったので省略。
・支援会話
やっとここに支援会話実装か〜という枠にはエーデルガルトとイエリッツァ。もう少し出会いの話してほしかったけど。
カスパルとメルセデス、フェルディナントとリシテアなど原作外伝の組み合わせに支援会話があるのは嬉しかった。原作の時は支援もない絡みゼロの組み合わせに疑問があったので。
・外伝
今作の外伝はメンツは面白いが内容にはそこまで期待してはいけないと思っていた。しかし、このルートではちょっと変な外伝が多くて面白かった。フェルディナント・ローレンツ・コンスタンツェのとドロテア・マヌエラのが好きです。
フェルディナントたちの話は、キン肉マンの金のマスク・銀のマスクの神話を思い出した。(伝わるか?)
あと、今回初めて解禁された2つの外伝がめちゃくちゃ難しかった。
シェズ単騎での学級対抗戦外伝は級長3人がありえない硬さをしていて1回負けた。再度挑んでも時間もダメージもヤバくてBランククリア。
ラルヴァ外伝も難しすぎる。ろくに育てていないラルヴァ、動きが遅く回避も弱いグレモリィでの出撃、広いマップに固い敵将と条件が厳しすぎてこれも1回負けた。ノーマルにしてSランク取れた。
・BGM
赤焔の拠点BGMは勇ましかった。このルート、エーデルガルトの弱みはあまり見せず凛とした姿勢が強調されていた印象なのでよく合ったBGMだと思う。
ラスボス戦は「花片の葬列」だったかな?「この世界の頂で」の方が合っていたような気がする。
キャラクター感想
・シェズ
エーデルガルトの目指す世界を象徴する存在。ここでも2年間放置はされていなかったようで安心。
学級対抗戦の外伝で、3学級全てを1人で相手取って全滅させたことが判明。強すぎる。そりゃ仲間からの評価も高くなるわけだ。
・ラルヴァ
ラルヴァが生きてる世界線を見られた。でも拠点会話で少し話せただけでラストバトルには絡んでくれなかった。この先の世でアガルタの復興みたいないらんことしないでくれよ。
…そう思うと消えた方が良かったのか…?
・エーデルガルト
原作では先生には弱みや隙を見せてくれることもあったが、今作のエーデルガルトはあまり弱みを見せたがらない、凛とした皇帝としての姿の方が印象的だった。
シェズはエーデルガルトにとって弱みを相手にはなれなかったということなのだろうか。
全体を通してシェズとエーデルガルトは対等ではなかった気がする。シェズはエーデルガルトの部下としてエーデルガルトを支えている感じで、シェズは格下みたいな。上手く表現できない。
他に印象的だったのは、ペトラに甘いところ。原作でも特殊会話でペトラを気遣うことが多かったが、今回は職権濫用まで考えるくらいだったのが笑った。激甘じゃん。
戦闘面ではカイゼリンでの斧担当。炎属性付与とガード貫通、カイゼリンの兵種アクションとどれも強くて最強だった。欠点は動きが遅いことくらい。
・ヒューベルト
エーデルガルトに助言をし自身は闇を担う、帝国に欠かせない参謀。
ストーリー感想でも書いたが、アリルでは原作の翠風・銀雪でも見られた「信じた上で策を講じておく」という性質に助けられた。
もうその経験だけで彼の全てを許せるようになった。もういくらでも疑ってくれて構わないよ。
戦闘面では、ダークビショップのメイン魔道士。扶翼の魔道書がクソ強いので装備はほぼ扶翼。楔も強かったし大活躍。
・フェルディナント
エーデルガルトの貴族粛清が原作以上に早いため序盤から自信喪失気味。スキルも自信家ではなくなっていた。
でもエーデルガルトに積極的に挑むことが減ったことで逆に優秀さをしっかり評価されているのが面白い(訓練で「貴方で不足だったら、誰を相手にしろと?」と言われるなど)。
エーギル公関係で悩み迷い父を手にかけ、それでもまた前を向く。しっかりメインキャラだ。
最終戦の作戦は「帝国の双璧」を選びました。ここでもエーデルガルトから評価されていて嬉しい。フェルディナントは凄いやつなんですよ。
戦闘面ではホーリーナイトの槍担当。エース級の強さ。個人スキルで動きを速くして、アサシンなど剣相手でも一気に攻め立ててアーマーブレイクまで持っていけるのが強かった。
・リンハルト
相変わらずノンデリで面倒くさがり。変わっていないことに安心できるキャラクターの1人。
そして思わせぶりに口説いてしまうところも変わっていない。
ノンデリも口説くのも本人に悪気一切なしなのがまた厄介。
戦闘面ではダークビショップ。とはいえヒューベルトを優先して使っていたので出番は控えめ。友軍の回復が必要な時に非プレイアブルで出撃させた。
・カスパル
原作カスパルは、大人との支援会話で正義に悩むシリアスさが印象的だった。しかし今回支援相手に大人がいないため、シリアス成分はペトラの時くらい。そのペトラとの支援も、原作とは違いカスパルの方からペトラを受け止めるものでかっこよかった。
戦闘面では、格闘に転向してウォーマスターに。闇うごに魔道士が多いから格闘担当は必須レベルだと思う。神聖武器も籠手だったし格闘で正解でしょう。
・ベルナデッタ
他ルートより外にいることが多く、帝国将の立場の重さを感じた。そういえば原作からしても、部屋から出てたのって紅花だけだったな…。
普通に父親を嫌っていたのが面白かったです。
戦闘面、ボウナイト。アッシュを説得せず、イグナーツも剣士運用していたので弓兵が必要な時は基本的にベルナデッタ出撃。
氷の領域展開が強い。クールタイムが短ければ最強だと思う。
・ドロテア
他ルートでもそうだったが、拠点の選択肢が意外と難しい。慰める時と発破かける時の差をなかなか見分けられなかった。
戦争への忌避感はあるものの、それよりもエーデルガルトを助けたいという気持ちから戦争に参加しているドロテア。愛情深いよなぁ。
フェルディナントとの支援はニヤニヤした。フェルドロ好きなので、題材同じのIFルートで面白かった。
戦闘面では、魔法担当が多すぎるため踊り子へ。それでもあまり使わなかった。
・ペトラ
ペトラはそこまで好きなキャラというわけではなかった上に2年後ビジュアルが微妙だと思っていたのだが、シェズ支援Aでの真っ直ぐすぎるラブコールに心が揺さぶられた。一番印象に残る支援A。付いていきたいよ正直…。
戦闘面ではトリックスターの早業で駆け回った。魔獣が風弱点だった時はひたすら回避でぶつかりにいって障壁を割る動きができたので助かった。
・モニカ
お前は本当に良いキャラだ、本物モニカ。逸材。本編で死んでしまったのが惜しまれる。
心の底からエーデルガルトを崇拝していて全てを捧げていることが分かる。「愛のため」「あたしの体はひと欠片残らず陛下のもの」と強火オタクに振り切れているところがとても魅力的だった。でも家臣の立場があってよかったなモニカ…一歩間違えればストーカーだよ…。
シェズにもあまりデレなかったから、もし原作にいたとしても支援Sまでいかないんだろうなと思った。崇拝相手がエーデルガルトとドロテアということから考えると、ベレトと支援Sは無理でベレスとは可能という可能性もあるかも。
………まぁ、想像するだけ無駄なんですけどね……………。
戦闘面では、スキルが微妙に使いづらかったのと魔法ユニットが足りていたので中盤からは留守番担当。クロニエが出てくると分かっていればその戦闘で出していたんだけどな。
・マヌエラ
あまり使わなかった。外伝に備えて、得意の魔法路線にはしておいた。
・イエリッツァ
死神騎士。いてくれるのは嬉しいがあまり使わなかった。当初はロドリグ・ジュディットのような犠牲者枠になるかと思っていたけどそんなことはなかった。
・ベレス
敵対してしまった師。エーデルガルトがヒューベルトとの支援会話で言及したことで、仲間にしておきたかった後悔の念が強くなった。
仲間にしていたらちゃんと絡んでくれたかな、師とエーデルガルト。
ディミトリとの会話はすごく少なかったから…。
一方クロードはこの章でも先生を求める言葉をかけていた。
先生を一番必要としていたのは、ああ見えてクロードなんだよな…。
・その他仲間ユニット
メルセデス、ローレンツ、ラファエル、イグナーツ、マリアンヌ、ユーリス、バルタザール、コンスタンツェ、ハピ、シャミア。
ハピは対魔物のエクストラクエスト常連だったけど、やはり他のユニットは外伝以外あまり出撃させなかった。
アッシュは王国と敵対させるのが可哀想だから仲間にしなかった。レオニーは説得しても仲間になってくれなかった。
3周終えて考えたこと
本当は6周するべきなのでしょうが、自分の無双はこれで終了。多分、よほどのことがないと再プレイしないと思います。ということで、3周を終えて思ったことや、ルートを比較して考えたことを語ります。
・どのルートが一番好きか
青燐の章。ダスカーの悲劇のことが原作以上に分かり、闇に蠢く者たちも滅ぼし、顔見知りの被害も最小限。教団も健在で仲間たちに迎えられる終わり方も良かったから。
・灰色の悪魔の分岐について
灰色の悪魔は絶対に仲間にしろ!!!!
灰色の悪魔と敵対するメリット
・ラルヴァ外伝がプレイ可能
・ラルヴァが生き残る
灰色の悪魔と敵対するデメリット
・ジェラルトやベレトスとの余分な戦いが増えてSランクが取りづらくなる
・話の空気が重くなる
・ジェラルトが死ぬ
・ランドルフorロドリグorジュディットが死ぬ
・彼らの絡む外伝がプレイ不可
・一部支援が見られない(レオニー、ロドリグ、ジェラルトが絡むもの)
・ラルヴァ外伝もそこまで面白いものではない上に難しい
・ラルヴァは最終章のストーリーに全く絡まない
・赤焔でレオニーが説得できない
・赤焔でクロードが裏切る
・赤焔でクロードが死ぬ
・赤焔のエンドナレーションがあまり良くない
・級長3人がザラスの中で腹の内を語り合うことができない
赤焔だけしか敵対はしなかったけど、赤焔の敵対と他章の和解を比べてみるとマジでメリットが少な過ぎる。絶対仲間にした方が良い。
・どのルートが一番ハッピーエンドに近いのだろうか
ハッピーエンドから順に
青燐→赤焔→黄燎
かなと。
前回の感想では、「黄燎と青燐だと黄燎の方がハッピーエンドなのかなぁ」とか言ってしまった。しかし、よく考えると黄燎は闇うごが滅びていなかった。それに加え、今回灰色の悪魔との敵対を経て少し考えることが増えたので順番と前提が少し変わっています。
ここではハッピーエンドを「早期の戦争終結と闇うごの処理」と定義する。青燐の感想では戦争は終結するものと前提を置いてしまったが、今回プレイして戦争の終結までの道のりがルートによって違うことに気付いた(戦争終結後の世界がどうなるかをハッピーエンドの定義とすると、黄燎→赤焔→青燐になると思います)。闇うごはどのルートでも敵であり平和への害となるため、排除できている方がハッピーエンドに近くなるはず。
まず、どの章でも灰色の悪魔と敵対するルートは論外。戦争終結にはザラスの闇での級長3人が語り合うことが必須だと思うので、それができない灰色の悪魔敵対ルートはハッピーエンドからは遠ざかる。中でも一番遠ざかるのは赤焔。帝国と同盟の関係も悪化し、ナレーションで明確に「戦乱が続き、その果ては見えることはなかっ
た」とまで言われている。自分が今回プレイしたこのルートは最悪の結末を辿っていたようです…。
灰色の悪魔加入ルートでは最後のナレーションは「帝国とレスター諸侯同盟の修好が維持される
中、エーデルガルトらはフォドラ全土を中央
教会の支配から脱却させるべく、王国との決
戦に赴こうとしていた。」
になるらしい。絶対こっちの方が良い。
というわけで、灰色の悪魔が加入した3ルートで考えてみる。
赤焔
・教団、闇うご共に崩壊(ただし、両陣営トップは生死不明であり生存の可能性あり)
・帝国・同盟は王国へ侵攻(王国はそれなりに戦力を残している)
青燐
・闇うご崩壊(タレスの死亡確認)
・教団存続
・大幅に弱体化している帝国へ侵攻
黄燎
・教団崩壊(レアの死亡確認)
・闇うご存続
・帝国・王国は睨み合い、クロードは戦争終結を提案
こうして見ると闇うご・教団の残存が章によって全く違い、それぞれ良さも悪さもあり難しい。考えるタイミングによって簡単に変動しそう。
僅差になるが、自分はこの中だと青燐が一番良いと思う。
まず闇うごをタレスごと壊滅させられたのが大きい。そして帝国も大幅に弱体化しているため、戦争の終結も早そうだ。
闇うご・教団の両方がなくなるのは赤焔だが、タレス・レアともに死亡確認ができていない。
とはいえ一時的に闇うごも教団も機能停止し、その間に戦争が終わりそうではある。
というわけで赤焔は2番目だと思う。
黄燎は戦争の終結を提案されているため戦争という面では一歩進んでいる印象はあるが、闇うごが壊滅していないのが大きな気がかり。
提案が受け入れられるかどうかも闇の中ではあるため、黄燎は3番目だと思う。
人によってハッピーエンドは違うし、どの結末が正史とも言われていないのが風花雪月というゲーム。当然このゲームも同じ風花雪月のため、それは同じ。
いろいろな考えがあるのが面白い。
そんな中でハッピーエンドについて考えてみたので書いてみた。あくまで一意見です。
その他感想
・アリアンロッドの棘床の他に、ワープ床が出てきて懐かしくなった。死神騎士のいるあの地下道を思い出す。
・ラルヴァ外伝でグレモリィだったからあれでラルヴァって女なの!?と驚いたけど、兵種の性別は主人公の性別に合わせる仕様らしい。
さすがにアガルタにも性別の概念はある…よね…?クロニエとか女性的だよね?ラルヴァは…男だよね?
・灰狼について。前回の感想で、以下のように予想した。
ちょっと外れたな。ハピもコンスタンツェと同時期だった。惜しい。
まとめ
赤焔も終え、3周終えることができました。
原作と同じくルートによって結末は全く違い、満場一致のハッピーエンドが無いため色々考える余地がある作品でした。
どの終わり方も戦争は終結していないですが、三国のトップは生きている(灰色の悪魔と敵対した今回はクロードが死亡してしまいましたが、敵対しなければそうならないので生きているとさせてください)。生きてさえいれば状況が良くなる可能性はある。原作以上に生存するキャラが多かったのも、そういうことが言いたいからかもしれないですね。
アクションは難しい!!自分には原作風花雪月の方が合っているみたいです。
赤焔の加入ルートは見たいけど青燐・黄燎の敵対ルートは見たくないし自分の無双プレイはこれで一区切り。しばらくはやらないと思います。
自分の知らないフォドラを見ることができ、より風花雪月を知ることができました。
というわけで、以上です。長いことお付き合いいただきありがとうございました!
おわり
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