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FP技能士検定について

現在、FP2級の勉強中ですがFP3級に比べたら覚える知識量も多いですしFP3級(2択30問、3択30問)→FP2級(4択60問)と選択肢の数も増えています。

合格率も3級は70〜80%とほとんどが受かる運転免許試験レベルなのに対し、2級は40〜50%と半分くらいしか受からない試験となっております。


さて、このFP技能士検定ですが、個人的にはお金に関心がない、あるいはお金の事をいちいち考えたく無い人でも3級までは誰もが勉強した方が良いと思います。

①ライフプランニングと資金計画に関しては言わずもがな、生活費のやりくりにキャッシュフローは必須ですし、医療保険や介護保険、労災保険などは常識として知らないと困るレベルです。住宅ローン借りずに家買う人はよっぽどの金持ちか、もしくは地方のボロ小屋を買うのか分かりませんが滅多にいないでしょうし、奨学金借りずに大学行く人も多いわけではないでしょう。

②リスク管理に関しても、生命保険はやっぱり家族を持つなら必要ですし、自動車保険や火災保険も必須でしょう。

その他、税金や不動産、相続なども避けては通れない分野です。(金融資産運用に関しては、現金しか持たない。元本割れする投資は一切したくないという考えの人も居る以上必須では無いですが)


生命保険の契約、マイホームの為に自宅購入、確定申告、親の遺産相続などの場面において、もし全く知識が無ければ、保険の営業マンや不動産会社、税理士、弁護士などから色々お話聞かされた時、プロの言うことだからと鵜呑みにしてしまい、情報を吟味する事ができないのでは無いでしょうか?

残念ながら、世の中にはこちらが無知である事を利用して、詐欺では無いにしろ、都合の悪い情報を隠すプロもいます。そう言った人たちに騙される形で取り返しのつかない事態になったとしても、もう後の祭りです。

自衛のためにも、FPに関する知識は誰しもが身につけるものだと思います。


FP3級は言わば、プロほどは勉強していなくても、お客が持つレベルの知識としては必須のものが問われている感じでした。


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