合肥市 一万人あたりの特許保有件数69.5件
2023年12月22日、合肥市政府の広報部は2023年度の知的財産権活動に関する記者会見を開き、市全体の知的財産権保護の状況を報告しました。
2023年1月から10月までの間、市内で登録された特許は約5万件に上り、2023年10月末時点で存続特許の総数は65,809件となり、一万人あたりの特許保有件数は69.5件となっています。
過去2年間にわたり、イノベーション主体への政策奨励金と補助金として約1.5億人民元が支払われました。2023年以来、合肥市は知的財産権金融支援政策を絶えず改善し、今年の前三四半期における知的財産権担保融資額は24億人民元を超えました。
科学技術成果の転換に関して、合肥市は大学や研究機関の知的財産権の譲渡、許諾、特許オープンライセンス、職務発明の権利付与などの株式化改革試験を推進しています。
2023年1月から10月までに、各種知的財産権案件を372件取り締まり、罰金は387.77万人民元に達しました。また、電子商取引に関する知的財産権紛争案件を346件処理し、非正常専利出願を9,000件以上処理しました。
合肥市中級人民法院の関係者は、今年1月から12月13日までの間に、合肥市全体の法院で各種知的財産権案件5,648件(旧存案件を含む)が受理され、4,283件(旧存案件を含む)が審理終了し、また、訴訟前調停案件が7,804件あり、訴訟前調停段階で実質的に知的財産権紛争2,032件を解決したと発表しました。
審理効率を高めるために、今年は案件の「簡易と複雑を分流」する方針を進め、案件の簡易さと複雑さを識別し、商標や著作権などの「簡易案件」は迅速審理を行い、特許などの「複雑案件」は精密審理を行う方針を採用しました。
不正行為を強力に取り締まり、市場秩序を維持するために、2023年以来、合肥市は侵害と海賊版行為を厳しく取り締まっています。統計によると、著作権侵害案件の立件は22件、処理完了は8件、累計で関係する金額は768.18万人民元となっています。
この記事は、2024.W34(2024年 第34週)の毎週知財新聞から抽出したものです。