中国広州、「大湾区イノベーション発展特許指数報告」を公表

中国科学院文献情報センターは、5月20日に開催された大湾区科学フォーラムの知識産権セクションで、「大湾区イノベーション発展専利指数レポート（2023年）」を発表しました。

レポートによれば、広州、香港、マカオの大湾区は専利出願が活発であり、海外の特許登録において全国的に優位を占めています。2017年から2022年までの期間に、大湾区の海外発明特許は全国の海外特許登録量の四分の一以上を占めています。

2017年から2022年までの期間に、大湾区の企業による特許出願数は大湾区の特許出願数の73.44％を占め、企業による発明特許授権量は大湾区の発明特許授権量の78.33％を占め、企業による特許協力条約（PCT）出願量は大湾区のPCT出願量の94.43％を占めています。

大湾区の新世代情報技術産業のイノベーションは主に深センに集中しており、デジタルクリエイティブ産業のイノベーションは主に広州と香港に集中しています。

大湾区の企業特許指数の上位100社のうち、50社が深センに位置し、19社が広州に位置しています。

大湾区の大学および研究所の特許指数の上位30位には、広州が15社、深センが8社が含まれています。

この記事は、2023.W22（2023年　第22週）の毎週知財新聞から抽出したものです。