コールドリーディング関連おすすめ本を厳選紹介!


こんにちは、Ryotaです。

今回はコールドリーディング関連のおすすめ本を厳選紹介していきたいと思います。

※一部、非常に入手しにくい本が含まれています。

この記事を書いている僕は心理学の専門家で元メンタリストです。

コールドリーディングとは?


本の紹介をする前に、そもそもコールドリーディングとは何か?について簡単に解説します。

コールドリーディングとは占い師や詐欺師が古くから使ってきた話術で、相手の心を読んだようにみせかける技術です。

ほとんどの占いには、このコールドリーディングという技術が使われています。

コールドリーディング関連おすすめ本


それでは、実際にコールドリーディング完全習得までに僕が読んだ本を厳選紹介します。

結論からいうと、以下の9冊がおすすめです。

①なぜ占い師は信用されるのか?(石井裕之)
②コールドリーディング(石井裕之)
③コールドリーディング(イアンローランド)
④メンタリストの罠(ダレンブラウン)
⑤メンタリストになる!(サイモンウィンスロップ)
⑥誰とでも心を通わせることができる7つの法則(メンタリストDaiGo)
⑦ミルトンエリクソンの催眠療法入門(B.オハンロン)
⑧サイキックマフィア(ラマーキン)
⑨Psychological Subtleties1-3(Banachek)


それぞれの本について簡単に解説していきます。

①なぜ占い師は信用されるのか?(石井裕之)

石井裕之さんは2000年代にコールドリーディングを日本に持ち込んだこの分野の第一人者です。

現在は活動をほぼ休止されていますが、その影響力は甚大で、あのメンタリストDaiGoさんもよく石井裕之さんの本を参考文献に挙げているほどです。

この本では世界的に標準化されているコールドリーディングの手法がふんだんに詰め込まれています。

まさにコールドリーディングの教科書と呼ぶのにふさわしい内容になっており、初学者は必ず目を通しておきたい一冊です。

参考文献がほぼ海外の文献で構成されており、日本でここまでの情報を得るのは非常に難しいです。

ちなみに大阪のある地域の優秀な占い師は、みんな石井裕之さんの本を手垢が付くほど読み込んでいると言われています。

②コールドリーディング(石井裕之)

先ほど紹介した本と同じく著者は石井裕之さんです。

『なぜ占い師は信用されるのか?』は世界標準のコールドリーディングを紹介している本ですが、本書『コールドリーディング』では、石井裕之さんが独自に開発した「ライトハンドシステム」という技術が紹介されています。

この技術をひとことでいうと、沈黙を作らないリーディングができる技術です。

コールドリーディングを実践している人ならよくわかると思いますが、コールドリーディングにおいて本当に難しいのはリーディングを続けるということです。

たとえリーディングが当たっていたとしても、そこで終わっていたら意味がないのです。

スラスラとリーディングが次から次へとつながっていく。それがプロのコールドリーダーです。

この本はそんなリーディングの継続に焦点が当てられているので、実践を始め、まさに今コールドリーディングが上手く続かないと感じている人にとっては救いの一冊となることでしょう。

③コールドリーディング(イアンローランド)

コールドリーディングの世界では有名な本です。著者はプロのコールドリーダーです。

『なぜ占い師は信用されるのか?』が日本向けのコールドリーディングの教科書だとすると、本書は世界向けのコールドリーディングの教科書だと言えます。

2000年以上の歴史を持つとされるコールドリーディングの技術を細部まで細かく網羅して解説しているのが本書の魅力です。

翻訳書ということもあり、それなりの分厚さで内容も濃いです。

『なぜ占い師は信用されるのか?』でしっかり基礎固めをして、その後、本書で細かいテクニックを学んでいくと効率よくコールドリーディングを習得することができます。

本書も必ず手元に置いておきたい一冊です。

④メンタリストの罠(ダレンブラウン)
⑤メンタリストになる!(サイモンウィンスロップ)


上記の2冊はいずれもプロのメンタリストがメンタリズムの全体像を解説した本です。

コールドリーディングはメンタリズムの技術の1つと考えられているため、上記の2冊でも取り上げられています。

ダレンブラウンはイギリスのメンタリストで、世界最高のメンタリストとしても名高い人物です。

また、サイモンウィンスロップはラスベガスのメンタリストで、FBIへの講義を行うほど優秀なメンタリストです。

細かい技術への言及はあまりありませんが、世界トップレベルのメンタリストがコールドリーディングという技術をどう理解しているかについて知ることができます。

コールドリーディングに興味がある人は、ぜひ一度目を通しておくことをおすすめします。

⑥誰とでも心を通わせることができる7つの法則(メンタリストDaiGo)


メンタリストDaiGoさんの処女作で、アセンブリなどあまり公開されないメンタリスト特有の技術が解説されています。

この本の中で直接コールドリーディングについて言及があるわけではありません。

しかし、観察や心理誘導といったコールドリーディングと組み合わせることでリーディングの説得力を高めることができる技術が紹介されています。

コールドリーディングを引き立てる調味料のような技術が散りばめられているので、余裕がある方はこちらの本も読んでみてください。

⑦ミルトンエリクソンの催眠療法入門(B.オハンロン)

ミルトンエリクソンは世界最高の心理学者であり、催眠の大家です。

エリクソンは無意識に関連した技術に長けた精神科医で、心理学の世界で知らない人はいないといっても良いでしょう。

そんなエリクソンの技法や考え方について、弟子のオハンロンが易しく講義形式で解説したのが本書です。

先ほどの本と同じくこの本で直接コールドリーディングに触れられているわけではありません。

しかし、エリクソンの技法を学んでからコールドリーディングを行うのと、学ばずに行うのでは天と地ほどの差が出るとはっきり言えます。

コールドリーディングをより自然会話に近づけ、リーディングの説得力を上げたいという人は、この本から多くのヒントを学ぶことができるでしょう。

コールドリーディングの基礎を習得済みで、さらに磨きをかけたいという方はぜひ一度手に取ってみてください。

⑧サイキックマフィア(ラマーキン)

知る人ぞ知るコールドリーディング禁断の書です。

著者のラマーキンは霊媒師で犯罪者です。コールドリーディングを悪用し、客から金品を巻き上げ、女性をレイプしまくった過去を持っています。

そんな悪のコールドリーダーの彼が、自分の手法やネットワークを全公開したのが本書です。

出版当時、アメリカのこの分野の人たちの間で衝撃が走った本として有名です。

特にホットリーディング(事前に情報を得ておいてからリーディングする手法)については、詳しく取り上げられています。

実際にコールドリーディングがどう悪用されたか、いかに人間の心をメチャクチャにしてしまうのかがよくわかります。

非常に危険な本なので、くれぐれも自己責任でご購入ください。

⑨Psychological Subtleties1-3(Banachek)

メンタルマジックの世界で有名なBanachekのシリーズ本です。

洋書ですが、フェザータッチというマジックショップで入手可能です。

日本語訳PDFも同時販売されています。

この本はタイトルの通り、サイコロジカルサトルティについて解説された本です。

具体的にはマジックで使われる様々なフォースについて解説されています。

フォースとは、簡単にいうと客に術者の任意のものを選ばせるテクニックです。

フォースには確実に選ばせることができるタイプのものと、カードマジックのクラシックフォースのように選ばせることができる確率が70%程度のタイプのものとがあります。

本書では後者のタイプについての解説が多くなされています。

客が自然に選んだカードが種も仕掛けもなく、術者の任意のカードになるという心理的フォースばかり解説されている点に本書の特徴があります。

この意味がわかる人にはわかると思いますが、正直この本は紹介したくないくらいの良書です。

心理的フォースはもちろんコールドリーディングにも応用可能なので、習得できれば他のコールドリーダーに圧倒的な差をつけることができます。

この記事を読まれたあなただけの秘密にしておいてください。

というわけで、今回は以上です。

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