July 25
二日酔いでまた目がさめる。やらないといけないことは沢山ある、でも私はきっと今日もまた観葉植物みたいな休日を送ってしまう。
わかってる、よくないこんな日常。
それにふと彼のことを思って電車の中で涙が溢れた、あぁこんなにも私に誠実に向き合って愛してくれる人なんて、これから現れるのだろうか、現れて欲しくない気もする。
他の人と体を重ねても、美味しいものを食べても、きっと彼を沢山思いだして悲しくなってしまう。
こう考えてしまう。もしも、もしも、もう2度と会えないならば、亡くなっているのと何が違うのだろうか、なんて思ってしまう。
もう送ることのないだろうラブレターをここに置かせて。
沢山の些細な思い出が今は愛おしくない、今は辛いもの。
街でカップルをみると胸がぎゅっとなる、家族を見ると、私の欲しかった未来のようで今は少し寂しい。
私はこの街で友達もいないし、知り合いは職場の人だけだから、だからこそきっと、今日も孤独だと感じてしまうのだと思う。4連休ももう少しで終わり、8月は10連休あるけれど、会いたい人には会えない。これからもずっと。
彼はこの街に訪れたことがない。でも、ふとした日常の瞬間、彼を思いだしてしまう。スタバでアメリカーノをオーダーするとき、彼のお気に入りの曲がSpotifyに流れた時、タイ料理屋さんを見つけた時、他にももっと沢山。
彼のことをずっと考えてる、でももう連絡はとらないほうがいい、また恋に落ちてしまう。また自分たちの置かれている状況やこれからのことを思って、お互いを傷つけてしまう。
どこにも自分の気持ちを話せる場所がないから、またきっとここに私は文章を綴ると思う。
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