見出し画像

【2分でわかるガイドライン】「配信で使用できる楽曲と音源」

★もしよろしければ、記事下部「気に入ったらサポート」よりご支援をお願いいたします!
こちらのnoteの内容は3日間無料で読めますが、その後は音声でもお聞きいただけます↓
https://stand.fm/episodes/61335e39a512ca0007da99cf

スタエフの中で音楽を流す場合について、
ガイドラインではこのように記載されています。

「JASRACまたはNexToneが管理する楽曲を生演奏、アカペラ、歌詞の朗読、自分でデータを入力して作成した音源の配信の形で利用することができます。」
※「コミュニティガイドライン」より引用
https://help.stand.fm/community-guideline

なぜJASRACとNexToneが管理する楽曲を利用できるかと言うと、
スタエフと提携していて、スタエフが著作権使用料を払っているからなんですね。

そして、「生演奏、アカペラ、歌詞の朗読、自分でデータを入力して作成した音源の配信の形」
と限定しているのは、
使う音源によって、著作権とは別の「著作隣接権」という権利が関係してくるからです。

この音源の権利である「著作隣接権」は、
JASRACとNexToneでは管理していないので、
スタエフの提携の範囲外になってしまうんです。
責任取れないよということです。
だから、自分で音源を作る生演奏とか、アカペラとか、朗読とか、自作のデータとか、問題のない音源に限定しているんですね。

逆に言えば、それ以外のケースは、自分で許諾をもらってくる必要があります。

つまり、「JASRACとNexTone」以外で管理する楽曲を利用する場合
そして、自分以外の人が作った音源を利用する場合です。

配信の中で音楽を使う場合は、この点にお気をつけください。

※配信時点の判例通説等に基づき、個人的な見解を述べています。唯一の正解ではなく、判断する人や時期により解釈や法令自体が変わる場合がありますので、ご注意ください。

サポート機能では、100円から1万円までの金額を自由に設定して、記事の対価としてお金を支払うことができます。日本の経営者や個人事業主、副業されている皆様に役立つ、知的財産の知識を楽しくわかりやすくお届けしています。ぜひ愛あるサポートをしていただけると嬉しいです!