砂塚あきらの変わったところ、個性とは何か?

こんにちは。Taro Karinaと申します。
所で皆さん、前回、私が「砂塚あきらは本当にPラブの可能性がないのか」について考察したのを覚えていますか?
…今確認してきたら100PVにも遠く及ばなかったのでそもそも何やそれって人のが多そうですね。なのでURLを貼っておきます。Pラブ考察とか言う、今のデレマスのトレンドに真っ向から喧嘩売ってるような文章ですが、物好きな方は是非読んでみてください。(https://note.com/iphone8bot3/n/n72693ea9695f

さて、その中で私はこのように言っていました。

幸いにも、それをある程度考察っぽいことをするのには十分すぎるほどの供給がある。それを私の余り良いとは言えない頭で私なりに考えてみよう、と言うのがこのnoteの趣旨である。ちなみに、私の気が向いたらシリーズ化したいと考えているので、

https://note.com/iphone8bot3/n/n72693ea9695f

つまり、この「シリーズ化」の第二弾と言う訳です。
そして、今回のテーマは…
「砂塚あきらの変わった所」です。
言われても分かんねえよと言われそうですが、大丈夫です。この先の文章を読んでいけば分かります。

・はじめに

さて、ここで皆さんに質問です。
先程私は「今回のテーマは砂塚あきらの変わったところである」と言いました。では、具体的には何だと思いますか?
ギザ歯?ツインテ?配信者属性?FPS好き?まあ、大体こんなところだと思います。
こんな書き方をしていると言う事は、本当は違うんじゃないか?と疑われそうですが、実際のところは…
模範解答です。
なぜあえて「正解」と言う表現を使わなかったかについてですが、私個人の考えでは、この回答は、砂塚あきらの「表面的な」部分を見た感想であり、あきらの「内面的な」部分にも目を向けた場合は、また違った回答になると考えているからです。ですが、これがまた複雑なのですが、これが「間違った」回答であると断ずる事は出来ない、と言う事です。何が言いたいのかと言うと、
「決して間違ってはいないけれど、正答はそれだけではないよ」と言う事です。
…ここまで読んでくれた方は、なんとなく察しがついているかと思います。
このnoteの目的は、「模範解答」に隠れた「もう一つの答え」を探る、と言う物です。…ちょっとわくわくしませんか?では、初めて行きましょう。

(仮説:砂塚あきらは「案外普通の子なのではないか)と言うお話)(読み飛ばしてもらって構いません)

(これは数日で立てた仮説なので、あまり信じすぎるのはほどほどにお願いします)

砂塚あきらの個性は「FPSゲーマー」だとか、「ツインテール」だとか、「妹属性持ち」だとか、「ギザ歯」だとか、「学生配信者」、「ファッションインフルエンサー」「新潟在住」などが、共通認識として存在しています。
ですが、その要素の一つ一つを抜き出してみると、(ギザ歯は例外として)今日の10代の若者が持ち得ているものであることは、何となく察しが付くと思います。
(ただし、これはあくまでも一つの要素を恣意的に抜き出した結果であり、砂塚あきらはそれらの要素が高いレベルで統合されていて、尚且つ、15歳の少女であることを考えると素晴らしく出来た人格を持っている事を忘れてはなりません。)
FPSをやる高校生はいるでしょうし、(女子であるかは何とも言えませんが)、配信者をやる高校生もまた少ないながら存在するでしょう。妹属性、ファッションインフルエンサーなどは言うまでもありません。新潟県民だって200万人以上います。
これ以上ごちゃごちゃと理屈を並べ立ててもあれなので、結論を単刀直入に申しますと、「砂塚あきらと言うのは、割と普通の感性を持っているのかもしれない」位に捉えてもらってOKです。少なくとも、ぶっ飛んだ差はありません。そして、これが、私がこのnoteを書くきっかけでもあります。

・本題

先程、「砂塚あきらは割と普通の感性を持っているのではないか」と言う仮説をお話しました。では、それは「アイドル活動」においても例外なのでしょうか?結論から言えば、答えはNOです。砂塚あきらは、あくまでもアイドルに対しても、日常生活の延長線上にある物、として捉えている…と考えてもそう的外れでは無いと思います。
それが分かりやすく示されている、SSR[レイヤード・マイ・エッジィ]の特訓コミュを見てみましょう。

"自分にとって、服は本当にただの趣味だったんデスよね。
褒められたりバズったりしたら嬉しいけど、
別にモデルとかデザイナーとかには憧れてなかったし。"

"気に入った服着たり、気になったゲームしてみたり。
フツーに好きなコトして楽しむ、「好き」の貫き方。
そーいうスタンスでいるって発信するのが、自己表現だったな。"

"だから正直、アイドルになってからでもこれが貫けるのは、
ちょっとびっくりしました。
だって、周りの人ってみんな......夢とか、野望とか、持ってるし。"

"長年の憧れが叶ったり、自分変わったなーとか、
映画みたいな劇的なことは知らないし、たぶん知ることもなくて。
でも、きっと自分はこれでいいんデスよね。今まで通りで。"

SSR[レイヤード・マイ・エッジィ]特訓コミュ

一部のセリフの抜粋ですが、私の言いたい事は何となくわかってもらえたかと思います。(今はフェス期間ですので、新年からの無料十連で引けたら是非全部読んでみてください)
他のカード、セリフでも触れられていますが、砂塚あきらはアイドルになるにあたって、「トップアイドルになる」とか、そういう分かりやすい目的を持っていませんでした。これはスカウト組であるがためであり、実際そういう子が他にいないわけではないです。名前は出しませんが。ですが、それが今現在もそのままであると言うのは、中々珍しいのではないでしょうか。
強いて彼女の目的を説明するとするなら、「自分らしく、普通の毎日に刺激が足されるアイドル活動を楽しむ」となると思います。
「トップアイドルになる」と言ったような、大それた夢、言い換えるとするなら野望を、砂塚あきらは特に持っていない事が読み取れるかと思います。

そして、その「アイドル活動」への意識の違いは、事務所の他のアイドル達と、「アイドル活動への意識」に、ギャップを生み出すこととなります。とはいえ、別にどうでもいいとか思っているわけでは無く、寧ろアイドル活動が楽しいと感じていることもあり(熱意自体はそれなりにあると思います。)、これについてはコミュなどで取り上げられることは余りありませんでした。そもそも、本人がこういうこと言ってますし。

"なんていうか、
みんなと同じとか、みんなと違うとか、
そういうの、自分はあんま興味ないなって。"

カード[星環世界]特訓コミュ

ですが、2022年初頭に実装された「ストリート・ランウェイ」を機に、状況は少しずつ変わり始めます。
SR[ストリート・ランウェイ]の親愛度演出に、このようなセリフがあります。

"自分らしくっていうのは、信念みたいなもので。
他の人ほど強いものでもないかなって思ったりもしたよ。
けど、向き直ったら、ちゃんと譲れないものだった。"

この親愛度演出で、砂塚あきらは、自分の気持ちと周りの気持ちにギャップがあるのではないか?と疑問に思い、しかしながら、それは間違いであり、自分の気持ちも負けず劣らずに強い物だったと考え直しています。
砂塚あきらの「自分らしさを貫く事」にかける情熱の強さのおかげで、この時は重大な問題には発展しませんでした。しかし、先述したセリフの通り、これに続いて登場した[レイヤード・マイ・エッジィ]にて、他のアイドルのアイドル活動に対する意識と、自らのそれの差を自覚することとなります。ですが、「それでも良い」と発言していることも忘れてはなりません。
しかし、この「目的、意識のギャップ」は、後によりその規模を大きくして描かれることとなります。
2022年秋、10thアニメでのチラ見せ、ライブ披露を経て、辻野あかり、砂塚あきら、夢見りあむの三人(この頃は#ユニット名募集中)#ユニクスの歌唱する楽曲「UNIQU3 VOICES!!!」がデレステにもイベントと共に実装され、それと同時にイベントコミュが追加されます。
その中において、今回の物語においてとても重要な部分があり、今回のテーマを語る上でも重要なので、少し見てみましょう。

"アイドル自体、たいして興味なさそうなやつね。
今日も付き合いで来てんのか?夢見やりんごと仲良し営業?
けど、ふたりへのドライさも隠せてないし、バレてるっつの。"

"やっぱあれじゃね、広く浅くーな感じで。
バズればいいと思ってそうだし?インフルエンサーってやつだろ。
どうせエナちゃんのこともバズるネタとして消費するんだろ。"

UNIQU3 VOICES!!!イベントコミュ1話より

このセリフ自体は、誤解と偏見と蔑視に満ちており、到底砂塚あきらの事を知っているとも言えないのですが…
ですが、誤解、偏見、蔑視に満ちているからこそ、砂塚あきらの「目的、意識のギャップ」と言う、ある種の弱点を突く事となるのです。
ネタバレをしたくはないのでこれ以上の詳細は省きますが、この砂塚あきらの「目的、意識のギャップ」は、最近のコミュになればなるほど明確にそれが存在すると描写されています。そして、それが明示される度に、「自分らしさ」と絡めて解決されています。
割と普通の感性を持ち、かつそれをアイドルになってからも保ち続けていることが、このような独特のアイドルに対する感情を育んだのではないでしょうか。
そして、この「目的、意識のギャップ」(書いてて思いましたが、これは他に的確な言葉がありそう)は、私の個人的な意見を述べさせていただきますと、今後も度々描写されるのではないかと思います。これは、この部分が、分かりにくいものの、砂塚あきらが他のアイドルと一線を画す部分であるからです。そして、その地味ながら、根幹をなす部分に対する掘り下げは、今後もなされていくでしょう。
大それた野望は持っていない。ただ、普通に刺激が足される毎日を、自分らしく楽しむ。それが砂塚あきらの考え方であり、個性…と言えるかは分かりませんが、特徴的な部分であることに間違いはないと思います。

・まとめ

今までつらつらと書いてきた結果、何となく私の答えが分かったのではないでしょうか。と言う訳で、私が冒頭で話していた「もう一つの答え」は、
砂塚あきらの変わったところは、アイドル活動に対する意識、目的である。
と言えます。勿論、これは個人の解釈であり、同じコミュを読んで、同じテーマで書いたとしても、また違った答え、文章になるでしょう。
いかがでしたでしょうか?中々このような長文を書く機会はなく、描写が不足していたり、考えとして持っていたことのすべてを出力出来たかと言われればNOとなりますが、私としては、砂塚あきらの一面についてこのようにじっくり書く、と言うのは中々無かったので、割と書いていて面白かったです。
あなたは、砂塚あきらの変わった部分、個性は何だと思いますか?是非、少し考えてみてください。
そして一つ私からのお願いです。このnoteを読んで、「砂塚あきらってこんな一面もあるのか」とか思ってくださった方へ。
是非、砂塚あきらに様々な機会で触れてみてください。MVを見るとか、営業コミュを見るとかは、無料で行う事が出来ると思います。
そしてあわよくば、Stage for Cinderella予選Dグループ(23年3月開催予定ですよ)において、砂塚あきらに投票していただけると、私が飛び跳ねて喜びます。
汚く、短めな文でしたが、最後まで読んでくださって本当にありがとうございます。このnoteが、砂塚あきらを知る手助けとなれば幸いです。
それでは!(つづく?)

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