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幼馴染と新しい友達

「最近ペンタックス使ってませんよね?」


以前から僕のことを知っている人は、僕が仕事の時も休みの時も、毎日K-1とLimitedレンズを持って出かけていたのに、最近はGRばかり使っているから、そういう風に思うのでしょう。

まぁ確かに、最近はもっぱらGRばかり。

理由は単純。

GRが好きだから。

一緒に出かけて楽しいから。


僕は別に「メーカーの人間だから」とか「作例を撮らないといけないから」とか、そんな理由でK-1を持っているわけではない。

むしろそんなことはどうでもよくて、単純にK-1とLimitedレンズが好きだから一緒に出かけているわけで。

義理や義務でK-1を持ち歩いていたのではないし、そんな風に撮る写真なんて楽しくない。


でも、ペンタックスのカメラをもう使わないわけではないし、K-1のファインダーがのぞきたい時や、Limitedレンズ3本持って出かけたい時は迷わずカバンに入れて撮りに行く。


この関係は幼馴染と大人になってからできた友達に似ている。

僕には実家から歩いて5分圏内に3人の同い年がいて、僕も含めた4人は腐れ縁。

それぞれが大人になって、それぞれの場所で生活をしてるし、毎日連絡取ってるわけでもないし、お互いの近況を詳しく話すこともしない。

このお盆に地元に帰った時も、墓参りの帰りに道端で会って「おー元気か?」「元気やー」だけの会話で「またなー」と別れた。

それでも僕らの繋がりは深く強い。

大人になってからできた友達は新鮮で、毎日でも連絡を取っていられるし、それがずっと続いて良い関係が築けていけるような気がしてる。


K-1とLimitedレンズは幼馴染、GRは新しい友達。

どちらも大好きやし、大切。

これからもそんな関係を続けて行きたい。

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