私の履歴書 ファナック会長 稲葉善治 の記事

ちょうど2022年に入って 日本経済新聞「私の履歴書」がファナック会長の
稲葉善治さんでした。
父は「富士通信機製造」 1955年に父がプロジェクトリーダーになって、NC装置の製造を試みたそうです。

NC装置とは Numerical Control 数値制御 を行う装置のことで、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E5%80%A4%E5%88%B6%E5%BE%A1

第6回箇所に記載してありましたが「NC装置」「加工対象の設計数値データを受け取り、工作機械の刃物を回す主軸や加工物の作業台などを制御する」ことだそうです。
1658年 4月の 大阪国際見本市にて 日本初の数値制御装置「FANUC201A」を開発したそうです。

https://www.fujitsu.com/jp/about/plus/museum/history/chronology.html

当時は半導体が無いので、ミニチュアのサイラトロン(真空管)を使用し、
磁気テープに記録したパルス列(長方形のような矩形)を読んで行っていたということですごい大変であるが当時の技術を用いたすごい工作機械だと思います。どのようなものだったか気になりましたので調べてみると日本機械学会誌に、「数値制御によるタ陣ビン羽根の切削」の資料がありました。
日本初の数値制御装置「FANUC201A」の資料です。
稲葉善治さんの父 稲葉 清右衛門さんはじめとする
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmemag/62/491/62_KJ00003063740/_pdf/-char/ja

他にも日本機械学会誌にはその後、進化したロボットを用いた制御装置の資料などもありました。
1985年 FANUCのロボットオフラインプログラミング

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jrsj1983/3/2/3_2_154/_article/-char/ja


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