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ある「秋の節の日」

朝から、”気のいい場所”に行きたくなって皇居を目指してウォーキング。
北の丸公園を抜け、北桔梗門から東御苑へ入る。

広々した場所がいい。
人混みが無く広くて、風の通りがよくて、
陽と風を全身で浴びられるところ。
私にとっての”気のいい場所”とは、そういうところ。

苑内に入ると、まずは天守台へ。

見晴らしのよい都心の景色を眺め、空を仰ぎ、深呼吸。
天守台で風を浴びるのは、神社の手水舎で手や口を清める感覚。
体や脳内の纏(まと)わりつきを祓っていく感じ。

天守台を降りたら、苑内をぶらぶら歩く。
本丸のあった広い芝生に寝転がって目をつぶり、
風と陽射し、聞こえてくる音、気配を感じて過ごす。

目を閉じて、その場所に身を任せるのは、はじめのうちは緊張がある。
だんだん徐々に、力を抜いて、
その場所になじむようにリラックスしていく。

晴れても、雨でも、
秋の節の日は、穏やかな切り替わりを感じる。


≪📷05🐡05*0923📒220923≫

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