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在宅介護が必須の時代へ突入〜ビジネスケアラーが2030年までに約318万人〜

こんにちは、いおな(@iona3968)です。

皆さん、ビジネスケアラーって言葉知ってますか?
私は当事者でありながら、この言葉、昨日知りました(笑)

3月14日、経済産業省は「産業構造審議会」の部会で、「介護における課題と対応」として以下の内容を発表しました。

⚫ 高齢化の進行に伴い、日本全体でビジネスケアラー(仕事をしながら家族等の介護に従事する者)の数が 増加。介護離職者は毎年約10万人であり、2030年には、家族介護者のうち約4割(約318万人)が ビジネスケアラーになる見込み。
⚫ 仕事と介護に関する問題の顕在化が進むと予想される中、2030年には経済損失が約9.1兆円となる見込 み。内訳を見ると、仕事と介護の両立困難による労働生産性損失が占める割合が極めて大きい。

経済産業省「産業構造審議会」

現在、毎年約10万人の介護離職者が出ています。しかし、介護離職できない人もいて、その人たちのことをビジネスケアラーと呼んでいます。ビジネスケアラーとは仕事をしながら家族などを介護をしている人のことです。

この発表から伺えることは、国は在宅介護を必要としている家庭の約半数以下は仕事と介護になるけど、でも経済損失が怖いので、大変だけど在宅介護しながらちゃんと仕事もして経済支えてね、と言っているのです。

介護領域をめぐる主な課題と対応の方向性
介護予防施策を通じて要介護者数を縮減するとともに、介護保険を補完する市場創出や持続的な介護供給体制の構築を通じて、高齢者の自立度向上や家族等介護者の負担軽減等を実現することが必要。

ビジネスケアラー支援に係る課題への対応(案)
ビジネスケアラー問題への対応に当たっては、①地域における介護需要の新たな受け皿の整備、②企業における両立支援に向けた取り組みの促進を両輪で進めていく必要。
⚫ 家族介護者の介護負担軽減に向けて、介護保険外サービスを含め、地域の中で高齢者自身が自立しながら生活できる環境整備を進めるとともに、企業による支援体制の充実化を通じて、従業員本人が高い生産性を保ちながら仕事に取り組める基盤づくりを目指す。

地域における介護需要の新たな受け皿の整備
⚫ 高齢者が住み慣れた地域で自立度高く生活することにより、間接的にビジネスケアラーを含む家族介護者の負担を軽減することが可能。
⚫ 介護保険サービスに限らない、①介護需要の新たな受け皿を整備するとともに、高齢者やその家族等が安心してサービスを利用するために、②介護保険外サービスの信頼性確保の在り方も検討。

企業における両立支援に向けた取り組みの促進
⚫ 企業におけるビジネスケアラーへの支援充実化に向けては、介護休業・休暇制度の整備とといった、法定された制度面での支援に加えて、介護に係るリテラシーの向上や組織内での理解促進(特に、上司の理解)、個々人に寄り添った形での相談窓口の整備といった実態面での支援を進めていくことが重要。
⚫ 一方で、多くの企業では介護が個人の課題と認識されていることや、企業側で制度整備以上にどういった対応を進めていくべきかというスタンダードが見える化されていないことで、企業側での支援充実化が図れていない状況。

経済産業省「産業構造審議会」

で、それに対する取り組みは、ビジネスケアラーの問題は、高齢者本人がなるべく自立して、それでも在宅介護になる場合は、介護者が仕事と介護を両立して、地域や企業が支援してあげてね、という内容ですね。


こちらの記事では、現行の法律では、訪問介護や訪問入浴介護、定期巡回・随時対応サービス、有料老人ホーム、サ高住などに外国人が従事することは認められていないので、見直す方向で検討すると言っていますが、先日、私の執筆した【中高年向け】スモールビジネス(副業)マインドセット 〜まずは、月1万円を目指そう〜 でも記載しましたが、外国人介護人材が果たして今後日本に来てくれるのか、という現実も直視しなければなりません。


昨晩、フォローさせていただいている介護福祉士の方のこんなツイッターを見つけました


私は、3年前から在宅介護に取り組んでいます。
まだ親の介護が始まっていない方に知って欲しいのですが、今後は在宅介護しながら仕事を両立させなければならないという選択が迫られる日が必ずやってくると思います。会社に勤めている方で副業を始めていらっしゃらない方は、ぜひ今日からでも、副業に関心を持って取り組んでください。

私は今でこそ、在宅介護しながら在宅で仕事を両立させていますが、在宅介護当初、通勤で仕事と介護を両立させていましたが、結局は介護離職に追い込まれました。その時他に収入源がなく大変困りました。今は、テレワークなどのオンラインの仕事が沢山あります。また動画編集やWEBデザイナー、WEBライター、オンラインマーケットやネットショップでの販売など、少し勉強すれば挑戦できるジャンルも沢山あります。

以下は、初心者でも取り組める副業についての情報などの記事になります。
ビジネスケアラーになりそうな人は、ぜひ読んでみてください。


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最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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