見出し画像

外付けSSDにファイルを移動したらサイズが肥大!?

Macの内蔵ストレージの容量がいっぱいになってきたので外付けSSDを購入しました。

Ionicプロジェクト、結構容量を食うんですよね。
大体1つにつき、4〜5GBくらい。

また、iOSアプリを公開するために絶対に必要なxcode自体が超ヘビー。
xcodeのストレージの消費量にヒーハー言ってるユーザーは少なくないはず。
あのアプリの重さどうにかならないのかしら…(なぜかおネエ口調)

私は、256GBのMacBook Proを使っていて、さらに最近YouTubeに手を出したのでもうストレージが限界。
(Daisy Discという神アプリで相当整理したけど、もう無理)

話を戻しますが、Amazonから外付けSSDが届いたので、早速、Mac本体のストレージにあったIonicプロジェクト7個をSSDに移動したんですよ。
そのファイルサイズは大体20GBほどです。

移動完了

え?

え??

えええええ!?!?!?

なんで120GBも消費してるの!?!?
どうやったら100GBも余計に消費する!?!?!?

当初は目を疑いましたが、必死に調べたらわかりました。

原因

「アロケーションユニットサイズ」というのがキーでした。

Ionicプロジェクトは細かいファイルがめっちゃくちゃあります。
特に、node_moduleのフォルダはたくさんの小さなファイルが集合しています。

で、ここで先ほどのアロケーションユニットサイズというのが出てくるのですが、どうやら
ファイルサイズ=必要なディスクのサイズ
という風にはならないようです。
だいたい、
ファイルサイズ<必要なディスクのサイズ
になるそうです。

ネット上で、ロッカーと表現している人がいて、それはとてもわかりやすかったです。
駅にある300円のコインロッカーに
ギュウギュウに物を詰め込んだとしても、
薄い手紙を1枚入れたとしても
駅の消費するスペースは変わりないですよね。

試しに、Mac上と外付けストレージ上で小さいファイルを比べてみます。
左が外付け、右がMacです。

もちろん全く同じファイルです。
外付けSSD、やばくないですか!?
116バイトのくせに、131KBも占領してるんですよ?
131KBっていうことは、131000バイトだよ?
1129倍だよ?とんでもね〜〜!!

で、Ionicプロジェクトには、このような小さいファイルが大量にあるので、4KB×大量ファイルの合計サイズと
131KB×大量ファイルの合計サイズとの差が、消費ストレージの差になっていたのでした。

解決策

なぜ、このような現象になっていたかというと、外付けSSDを使い始める前のフォーマット(初期化)時に、フォーマット形式をexFATにしてしまったのが原因でした。

exFATはみなさん推奨されています。
なぜならば、WindowsでもMacでも使えるからです。

しかし、弱点の一つとして今回問題となったアロケーションユニットサイズが大きいのです。(アロケーションユニットサイズが大きいことが必ずしもデメリットになるわけではないですが、消費という観点から見ると、デメリット)

では、どうすればいいかというと、exFATを選ばなくていい人はそれ以外のフォーマット形式を選ぶのです。

exFATを選ばなくていい人というのは、MacとWindows両方で使わない人です。両方で使う人は諦めましょう。
Macの人は、APFS。
Windowsの人はNTFS。

調整結果

というわけで、同じファイルをexFATの外付けSSDと、APFSの外付けSSDに保存した比較がこちらになります。

exFAT
APFS

かなりの削減になりました♪
実際のファイルサイズとほぼ一緒です。
コインロッカー1つのサイズが小さくなったのですね。
大満足^^

ちなみに、今回私が調べ抜いて購入した外付けSSDを紹介しておきますね。とてもコスパ良いです。
1TBの外付けSSDを探していて、どれにすべきか迷われているならこちらおすすめです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?