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白玲戦3

B級9局の戦いが終わりました。今は平和ボケな一週間を送っております。

2022年の3局は2勝1敗で上々のすべり出し。この時点で3連勝が一人、順位の差でちょうど真ん中。まだまだ上を狙えるなあと思っていました。

1月は(延期になりましたが)3連勝中の塚田女流。この一戦に勝てば本当に上を目指せる大きな一番。
作戦選択からすべて相手が何枚も上手でした。しょうもない将棋を指してしまったな……。

続く石本女流との一戦は良くなったもののごちゃごちゃして悪い時間のほうが長かったです。途中まで観ていたらしいI谷八段がこれはもうダメですね、と匙を投げたあとに終盤一手だけチャンスがあったようですが秒読みの中掴めず。

この連敗により折り返し地点で降級枠内に入るという、辛い戦いが始まりました。

新年度、気持ち新たに指した岩根戦。相振りでしたが相掛かりのような将棋になり手探りで楽しい一局。

鈴木戦。この一局は、棋士からも観ましたよと声をかけていただけるくらい上手く指せました。
感想戦で「覚醒した?」って笑いながら環那先生に言われたのが印象的です。

続く千葉戦もノリノリで理想的な読み切りができました。詰むかわからない33手詰を考える時間は楽しい。ふらっと散歩とチョコ一粒食べたら解けました。これで残留が決まり意気揚々とベトナムへ。

この3連勝が大きく、最終局を前に三番手。
他力だけどA級あるね、という状況で、連続昇級したら奇跡だから祝ってねー!と言いふらしたのが運の尽き。

最終局、またしょうもない将棋を指してしまい、結果的に勝ったら昇級していたという千載一遇のチャンスを逃してしまいました。

結果、8位から6位になりました。しかし、順位が一勝分違うということがよーく身に沁みて感じましたので、来期は「慎ましく、将棋はおそれず」を心に留めてまた一年過ごします。

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