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チームビルディングとは? チームを成功に導く鍵

チームビルディングとは 、チームの相互作用や対人関係のスキル全体を向上させることを目的としたグループアクティビティです。
これは、個々のメンバーが力を合わせ、共通の目標に向かって取り組むように作られており、グループ全体の効果を高めることを目的としたプロセスです。それぞれの組織に適した特定の目的に合わせて準備をしていく必要があります!

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チームビルディングは、どのような組織においても重要な役割を果たします。チームメンバーはそれぞれ異なる職務を担っており、それに伴い責任も重くなりますが、どんなに強いチームでもそれを構成する個人個人の力が大事であり、1人でも力不足な人がいるとチーム力が落ちてしまう可能性があります。チームビルディングは、チームのメンバーがお互いをよりよく理解するための絶好の機会です。これにより、コミュニケーションが改善され、さらに生産性が向上し、チーム全体がよりスムーズに機能するようになります。

https://youtu.be/pfnQNgPOXoA


タックマンモデル の5つの発展段階をご存知ですか?
これは、集団力学を研究していた心理学者ブルース・タックマンが、1965年に「Five Stages of Team Development」という題で論文を発表したものです。

タックマンモデル 5つの段階は、「形成期/Forming(フォーミング)」「混乱期/Storming(ストーミング)」「統一期/Norming(ノーミング)」「機能期/Performing(パフォーミング)」「散会期/Adjourning(アジャーニング)」と呼ばれています。簡単に言うと、お互いのことをあまりよく知らない個人の集まりから、チームとしてまとまり、効果的に機能するユニットになっていく段階のことです。

この5つの段階には、すべてのチームに共通するパターンが含まれており、チームリーダーにとって重要なものです。


一つ目
「形成期/Forming(フォーミング)」
チームの最初の段階は「形成/フォーミング」です。
この段階では、チームメンバーはお互いのことをまだよく知らず、お互いの長所や短所を評価することができておらず、チームとしての目標やアイデンティティも形成されていません。
それでも、1人ではできないようなタスクをこなしていくなど、チームワークの兆しが見え始めています。
チームは構成されて間もないため、今後どのようにお互いに協力していくかに焦点が当てられています。

この段階では、アイスブレーカーや親睦会のようなチームビルディングアクティビティを行い、メンバーがお互いに会って打ち解けて話せるような機会を作ることで、チームが正しいスタートを切り、仕事上の関係を築くための強固な基盤を作ることができます。


二つ目
「混乱期/Storming(ストーミング)」
混乱期は、間違いなく最も難しく、通過するのが困難な段階であると言えます。これは、共通のビジョン、方向性、目的を確立するプロセスであり、個々の役割と責任を明確にする必要があります。この段階では、個々のメンバーの感情が高まるのが特徴です。

チームリーダーにとっても、最も困難な時期です。チームリーダーは、チームが目標に集中しながらも独自の結論を出し、問題を率直に話し合えるようにしなければなりません。

この段階では、楽しみながら集団での意思決定を学べるようなチームビルディング活動が推奨されます。混乱期の段階ではストレスがたまるので、チームメンバーにはある程度の解放感が必要です。チームメンバーは、リスクの少ない環境で一緒に意思決定する方法を学ぶことで、職場でも同じテクニックを使えるようになります。


三つ目
統一期/Norming(ノーミング)
メンバーがお互いの長所と短所を認識し、自分のニーズを満たすためにお互いに頼ることができると気づいたとき、チームはこの段階に入ります。チームの発達段階の中では最も長く、この段階が達成されるまでには通常何ヶ月もかかります。チームメンバーはお互いを対等な存在として認識し始め、チームとしてより効果的に機能するようになります。また、小規模のプロジェクトや課題を単独で遂行できるようになります。

混乱期の段階を経て、チームは良い状態に到達したように見えるかもしれませんが、統一期に入るとチームが停滞してしまう可能性があります。このような時に、より高次の問題を解決したり、複雑なタスクを一緒に達成したりするようなチームビルディング活動を行うことで、チームを立て直すことができます。


四つ目
機能期/Performing(パフォーミング)
チーム発展の第4段階は、機能期と呼ばれます。通常チームがお互いに調和し、チームのメンバーがうまく機能するようになった時に到達します。
この段階ではチームメンバーは自分の仕事に集中しながらも、チームの目標を達成するために協力し合うことができます。

この段階のチームは通常、非常に効果的で生産的です。定期的にチームビルディングのセッションを行うことで、チームの強みと弱みを検証し、精力的な状態を維持することができます。プロジェクトの成功を共に祝い、オープンさと心理的安全性を高められるよう挑戦し続けることも、チームでこの段階を維持するのに役立ちます。


五つ目
散会期/Adjourning(アジャーニング)
この段階は、(異動や退職などによる)グループの解散や、プロジェクトやフェーズの終了を意味します。この段階では、最終的なタスクを完了し、努力と成果の文書化を終えることに焦点を当てます。一緒に作業を続け互いに学び合うことで、チームメンバーがお互いに心地よく感じられるようになります。
これは、彼らが自分自身でいることに慣れ、お互いの意見に率直に反対できるほどお互いに慣れてきたことを意味しているかもしれません。

この段階では、例えばインプロ(即興演劇)のように、水平思考能力、創造性、想像力を高めることに焦点を当てたアクティビティをお勧めします。このようなアクティビティは、チームが真新しいアイデアを取り入れたり今後の道を考えるのに役立ちます。

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