ツァイトガイスト(本編引用)

これは動画ツァイトガイスト
本編の日本語訳をほぼそのまま
書き写した文面になっている。

ここに掲載する前に、一応
ツァイトガイストに関する
記事が存在するか確認した。
中には陰謀論だとする内容も
あったが、文面がなんとも
お粗末だったため、放置する。
それに2020年になって
未だ陰謀論だと書き綴るのは
やはり、世界がいよいよ
ツァイトガイストに
眼を向け、注目し始めて
いることを図らずも指し示している。

陰謀説を信じる人にとって
動画というコンテンツは
相手の術中に陥る、即ち
サブリミナル効果にやられて
しまう恐れがある為、視聴しない
という傾向が見受けられる。
そこで、私が取った方法が
本編の日本語訳を
ほぼそのまま文字に興し、
掲載するという方法だ。
これならば、映像による
サブリミナル効果で
洗脳される心配もないし
文字を読みながら自ら
考えることができると踏んだ。

長々と説明はしたが、
ツァイトガイスト側の
人間でもないし、
多角的に考え、個人的に
非常に感銘を受けたので
このような行動に出たまでだ。

ということを誤解がないように
付け加えておきたい。


zeitgeist日本語訳引用

ADHDなどの病気は
統合失調症などと同様に
遺伝的だとされる
真実は全く逆だ。
遺伝子的起因は無い。
本当に遺伝子により
決定される病気は滅多になく
ごくひと握りだと言われている。
たいていの合併症は
遺伝子的要素を素因とするらしいが
"素因"と"先天"は全く違う。
遺伝子的要因による病気は少ないので
ゲノム中に病の根源を見つける探求は
最初から失敗する運命だった。
心臓病 ガン 脳卒中
リュウマチ 免疫疾患全般
精神病 依存症などは遺伝性ではない。
例えば乳がんの遺伝子を持つ
乳がん患者の女性は7%(当時)だけだ。
93%は遺伝的でない。
乳がん遺伝子を持つ人全てが
発病するわけではない。

遺伝子は環境に関わらず
人間を操作するのではない。
遺伝子は状況への反応方法を選ぶ。
幼少期での影響や子育てが
遺伝子の発現を変えるようだ。
自分が生活する世間に適応するために
特定の発達コースには
特定の遺伝子のスイッチを
入れたり切ったりする。

モントリオールの自殺者の
脳を検死解剖で調べた。
幼少期に虐待を受けており
それにより脳の遺伝子に
変化が生じたことが判明した。
虐待経験のない人の脳に
この変化は見られない。
遺伝子の作用である遺伝子上の
影響とは、遺伝子が環境により
スイッチのON OFFを
選択することである。

ニュージーランドの
ダニーデンという町で
数千人の者が出生から
20代にかけて調査された。
彼らが発見したことは遺伝子の
突然変異や異常遺伝子が
暴力を振るう傾向に何か
関係があるということだ。
しかし、それは個人が幼少期に
酷い虐待を受けた場合に限る。
つまり、異常遺伝子を持つ
子供が全員暴力的になるわけではない。
実際に幼少期に虐待されていなければ
正常遺伝子を持つ者より犯罪率が低い。

遺伝子が重要な要素でない
という貴重な例をあげよう。

ある技法でマウスから
ある特定の遺伝子を取り出す。
その子孫にはその遺伝子がない。
遺伝子は欠損したのだ。
これは学習と記憶のタンパク質と
結びつく遺伝子である。
このマウスは学習しない
マウスになると実証された。
"そうか!知能とは
遺伝が根拠になっているのか!"
しかし、あまり取り上げられないが
注目すべき事実がある。
遺伝に障害のある
マウスをラボの中ではなく、
豊かな環境の中で育てれば
マウスは完全に欠点を
克服するという点だ。
人は現代的知識として
"あぁ、この行動は遺伝だ"
と言う。
これは生命体が
どのような環境に反応し
遺伝的な関係があるのかを
言いたい時に使われるフレーズだ。
遺伝子は生命体がある環境の
変化に対応する際に影響を
及ぼすかもしれないと
心の中に持っている考えではない。
しかし、古いバージョンの
"それは遺伝だ"という
考えは優生学や、その
類いの歴史と関係している。
この考えは広く浸透しており
潜在的な危険性がある。
その理由のひとつは
暴力は生物学的に説明ができる
とされている事だ。
この前提は単に間違いである
だけでなく、危険性がある。
本当に危害が起こる可能性がある。
もしこの考えを信じると
"私たちにできることはない"
と簡単に結論づけられてしまう。
この傾向を変えるには
人々は暴力を使うしかない遺伝的に
劣る人を罰し、監禁し死刑にする。
しかし実は、この問題の解決に
社会の環境や前提条件を
変える必要は無い。
なぜなら遺伝子は
関係がないからね。

遺伝子に対する考えは昨今の
歴史と社会問題を無視している。
「ニューヨーカー」記者の
ルイ・メナード氏は明言している。
"全ては遺伝が原因だ...
この説明は人々を脅かしている。
私たちは不幸な気持ちになり
反社会的行動を取る。
最も自由で繁栄した国に
住んでいるというのに
システムの問題であるはずがない。
なにか別の欠陥だろう"
安易な解釈だ。
遺伝の議論は責任回避であり
社会と経済と政治の問題を無視させる。
実はそこに様々な問題行動が潜んでいる。

【依存症】

依存症とは麻薬の
問題だと思われている。
しかし広い視野で見ると、
依存は渇望や一時的な救いと
関連している行為である。
また
人は依存症から抜けたいと
願い約束するが、最後まで
やり通すことが出来ない。
そしてコントロールを失い、
ネガティブな結果に
陥るという行為である。
そしてそれを理解した時
ドラッグによる依存症より
多くの依存があることが分かる。
仕事依存症、ショッピング依存症、
ネット依存症、ゲーム依存症、
権力への依存...
その欲望は果てしない。
そして彼らが
満足することは永遠にない。

買収。
企業はより多くの
ものを所有しようとする。

原油への依存。
少なくとも原油が
もたらす財産や製品への依存、
環境への悪影響を見てみよう。

我々は依存を満たすために
地球を破壊し続けている。
今これらの依存症は
コカインやヘロインへの依存より
はるかに社会を荒廃させている。
だが、これらの依存症には
報酬が与えられ尊敬される。

より収益を上げた
タバコ会社の重役は
より多くの報酬を得る。
彼は法的、社会的に
罰せられることは無い。
彼は同僚や他の会社の
人々から尊敬されるだろう。
しかし、タバコは世界中で
年間550万人の人を殺している。
アメリカでは1年に
40万人を殺している。
タバコ会社は
利益の依存症なのだろう。

彼らが依存症になっているあいだ
彼らは否認の中にいる。
まるで中毒患者のように、
彼らの行動が産む
結果に目を瞑っている。
そしてそれは尊敬される。
利益に固執することは
尊敬に値すると。
何が受け入れられ、
何が尊敬に値するかは
我々の社会では
自由に決められる。
害悪が大きければ
大きいほど中毒は
尊敬に値するのだ。

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今日はここまでにして
糖分補給して頂きたいと思う。

それではつづきはまた次回に。
目を通して頂いたことに感謝する。