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ロジックの創造に欠かせない! 指標全力解説 part2【トレンド系】

私がnoteで言いたいことを3つに要約すると、以下のとおりです。

✅要約

  • 厳しい時代だからこそ、親としてわが子にマネーマシンのつくりかたを授けたい。

  • 自動取引には再現性が高いという特徴があり、これがマネーマシンに最も有効な手段だ。

  • 自動売買を使って作り上げた自分のマネーマシンを私はこれからも磨き続けていくし、子どもたちにもその姿を見せていきたい

というわけで、私の記事では、自動売買について書いています。

・・・

マニュアルがなくても使えるくらいシンプルで使いやすい「オートレ」ですが、前提として、テクニカル分析・指標の知識が必要です。

この記事では、オートレで使える指標について、解説したいと思います。これらから「独自の発注条件」を作り出すわけですから、まさに醍醐味といったところです。

ただし、自動売買としてロジックを作るために必要な部分に的を絞っています。
一般的な株式投資の書籍や記事での解説とは、少し異なります。というより、むしろこの"手動取引とのちがい"を抑えないと始まりません。

さらに一般的には、各テクニカル指標は「トレンド系」と「オシレーター系」で分類され、私もその分類を用いますが、自動売買ではそれらの指標のグルーピングが変わったりします。そのあたりを以下で触れるため、独自性の強い内容になっています。

なるべく平易な言葉で、
設定例なども併せて載せていますので、
それぞれの要点をつかんだうえで、
自分だけのアートというべき、ロジックを練り上げていってください💕

この記事は、3部作
part1 : 用語集
part2: トレンド系
part3 : オシレーター系

part2の内容です。
part2・3については、ロジックを自分で組むための根幹の知識となりますため、有料設定とさせていただきます。独自の経験から導き出した内容であることと、そのまま転用されることを防止するための措置です。ご了承ください。
また内容には、最善の注意を払っていますが、保証するものではありません。またこの内容によるいかなる損害も一切の責任を負いません。取引は自己責任でお願いいたします。解説については、あくまでオートレの使用を助けるための情報提供を目的としているものであり、投資判断につながるものではありません。



💹移動平均 [Moving Average]

指標の概要

終値に対して、直近のある期間の平均値を繋ぎ合わせた折れ線グラフです。
例えば、5日前から直近の終値の平均を今日の平均値としたうえで、一日経過するごとに、平均をとる期間を移動させていくため移動平均と言われています。
極めて代表的な指標です。

なかでも、単純移動平均(SMA :Simple Moving Average)が代表的です。
直近の値が何かの拍子に動いていても、その動きをある程度排し、大きなトレンドを見ることに役立ちます。例えば、SMAが上向きなら上昇トレンド中で、下向きなら下降トレンドといったような具合です。

オートレ固有のパラメータ・仕様

(60分足の場合) 5・25・75・100本 
※こちらは、設定画面で明示されているものです。

通常、移動平均には、現在の未確定の足は算入しません。

オートレ的にはどういうときに有効か

移動平均線がまさに大きなトレンドを指しているため、その性質を利用するといいでしょう。

特に、ゴールデンクロス・デッドクロスを設定し、大きなトレンドが転換したことを検知することが有効です。まさに王道の考え方です。
加えて、移動平均線の向きを設定し、上向きか、下向き、を判定し、トレンドが継続しているかどうか判断することもできます。

ただし、弱点は、トレンドが弱くなってくると、線が絡み合うことにより、
頻繁にゴールデンクロス、デッドクロスを繰り返してしまうことです。目で見ると、そういう心配はあまりないのですが、機械的に判定すると、線の接近は、誤検知の元にもなります。
これでは、大きなトレンドの発生がないのに、トレンドが発生したと判定してしまいますので、後述の別の指標と組み合わせることがよいでしょう。

以下、オートレの画面での具体的な設定例を示します。
極めてシンプルな例を表示しています。ここでは、60分足を例にしています。

設定例1: ゴールデンクロス

設定例2: デッドクロス

設定例3:上向き

設定例4:下向き


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