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INX発行元のINX Limitedとは?

暗号通貨、仮想通貨を調べていく中で、静かに注目を集めているキーワードがあり、興味を持ったため調べた内容を備忘のために残します。参考になりましたら幸いです。

キーワード INX(アイエヌエックス)

INXはセキュリティトークンであり、所謂デジタル証券です。暗号通貨はブロックチェーン技術で発行されたデジタル貨幣ですが、セキュリティトークンはブロックチェーン技術で株式や債権をデジタル化(トークン化)したものとイメージ頂くのが簡単です。詳細は既に多くのサイト(後述のYoutubeなど)で丁寧に解説していますので省きますが、INXとは、簡潔にお伝えすると、現状の暗号通貨、仮想通貨と呼ばれるものが技術先行で進み、法整備が後から追いつこうとしている状況において、米国証券取引所SECより認可を先に取得して世に公開(IPO)するというステップを踏んだ、現時点においては非常に希少なトークンです。

本トークンの発行母体であるINX Limitedがどんな企業で目指す方向性がどこにあるのかが気にかかり、備忘のためにまとめたメモを共有します。

INX Limited(INX 社)とは?

1. デジタル資産(暗号通貨、セキュリティトークン、デリバティブ)の市場取引プラットフォームを開発したイスラエル発ITスタートアップ企業

2. 2021年1月に、Openfinance Securities LLC(暗号通貨などを扱う米国企業)をINX 社が買収、自社セキュリティトークンの取扱所として現在、稼働中

3. 2022年1月 Valdy Investments Ltd.(Valdy 社)がINX 社を逆買収。INX 社はValdy社の完全子会社となり、Valdy 社は社名をThe INX Digital Company, Inc. へ変更 (追記2022.2)

4. INXの創業者兼CEO シャイ・ダチカ(Shy Datika)氏

シャイ・ダチカ氏は25年以上に及ぶ資本市場における経験・取引およびネットワークを構築しており、銀行および金融業界のテクノロジーに精通しています。

4年前にINXを構想し、行動に移し始めた際、周囲は彼を訝しんだそうですが、信じられないスピード感で全てを実行に移し、金融業界の著名人(元モルガン・スタンレーCMOや元ナスダック副会長など)を巻き込んで、ここまで事業を育ててきている素晴らしい経営者であると個人的に思います。

インタビュー(by 20MinuteLeaders)では銀行が将来的に必要なくなる未来を熱く語っています。自身の息子の未来を例えに、例えばフィリピンに資金を送金したい場合に、銀行の窓口に行きなさいと伝えたら、お父さん、、、全てスマホで署名から送金まで完結するのに何故、銀行に行って行列に並ぶ必要があるの?と聞かれる未来が待っているとしています。未来においては全ての法定通貨(日本円や米国ドルなど)がデジタル化しており、規制を通らずに本件はなしえないため、4-5年後、もしくはもっと将来に必要となるものを先に構築したと論じており、個人的に将来に期待しています。

インタビュー https://www.youtube.com/watch?v=cp9U6Tz2NL0

5. わかりやすくまとめているINX動画(Coin Messengerより)

購入方法の解説(Coin Messengerより)

6. 最後に

創業者の思いなどに興味があり、色々と備忘のために内容を残しました。少しでも参考になりましたら幸いです。本記事が役に立った、内容が気に入ったなど好意的なご感想がありましたら、記事への”スキ”ボタンによる応援、ツイッターのフォロー、リツイート、ファボなどにご協力いただけますと幸いです。

#INX #セキュリティトークン #暗号通貨 #仮想通貨

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