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《2024/02/10》週足チャートのブレイク銘柄

こんにちは。TATです。

本記事では、僕が運営している「投資でニート生活」で収集・管理しているデータを使って、52週高値および出来高に基づいたブレイク銘柄を提供します。


使用するデータは次の3つです。

  • 52週高値

  • 52週出来高

  • 出来高の10週移動平均


これらのデータを組み合わせて週足データをベースにスクリーニングを行い、抽出された銘柄をご紹介します。

52週高値に出来高を加味することで、シグナルとしての精度を上げることが狙いです。

出来高を伴った新高値ブレイクは上昇のきっかけになることがあります。


スクリーニング条件は次の2通りです。

  • シグナル1: 52週高値更新 & 52週出来高更新(全100銘柄)

  • シグナル2: 52週高値更新 & 出来高>SMA10 & 出来高前週比>0%(全459銘柄)


シグナル1が一番厳しい条件になります。

シグナル2は出来高の条件を少し緩めており、シグナル1の条件を内包しています。


基本的には上記の2通りの条件に基づいてスクリーニングを行いますが、結果には次のデータも合わせて表示します。


レラティブストレングスは、僕が参考にしているオニールのミネルヴィニの投資手法で重要視されている指標です。

対象銘柄の株価が市場全体でどれくらい活発に動いているかを示し、オニールのミネルヴィニの投資手法ではこれが高い(80以上)銘柄に投資することが推奨されています。

レラティブストレングスの計算方法については明かされていませんが、よさそうな計算方法を見つけたので、僕は独自にこれをプログラムに実装して日本株に適用しています。

結果の一部は、僕が運営している「投資でニート生活」で公開しています。

参考記事: 【一部無料公開】日本株でレラティブストレングスを計算する


オニール銘柄」は、オニールのCAN-SLIM投資法を参考に、CAN-SLIMのCに該当する直近の四半期決算で売上高とEPSが前年同期比で20%以上増加している銘柄が登録されています。

参考記事: 【オニールの成長株発掘法】CAN-SLIM投資法について解説


ミネルヴィニ銘柄」は、ミネルヴィニのトレンドテンプレートの条件(レラティブストレングスは除く)を満たしている銘柄が登録されています。

参考記事: 【無料公開】ミネルヴィニのトレンドテンプレートを日本株に適用する


スクリーニング結果はレラティブストレングスが高い順に表示して、銘柄の横に最新のレラテストレングスを併記します。

監視銘柄に登録されている場合には、「オニール銘柄」はオニール(登録日)、「ミネルヴィニ銘柄」はミネルヴィニ(登録日)と表記します。

銘柄選定にご活用ください。


また本記事のスクリーニング条件の検証や詳細についてはこちらの記事で詳しく解説しているのでご参考ください。

参考記事: 【Pythonで株式投資】52週高値と出来高を組み合わせると最強シグナルになるかもしれない



①52週高値更新 & 52週出来高更新(全100銘柄)

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