石破茂関連株とは?新政権誕生で注目の防災・地方創生・防衛銘柄
みなさんごきげんよう🌸
お金と政治が大好きなインターン生の塚田です🎵
新総裁、石破さんになりましたね!
石破さんと言えば前からずっと「総理になりたい人」というイメージがあったので、政策の良し悪しはともかく、とうとう彼の番が来たかという感覚です💦
発足時支持率が岸田内閣を下回る51%と不安感が漂う新政権ですが、市場にもかなりの影響が出ています。
総裁選の結果が出た時点から日経先物は暴落。
サーキット・ブレーカーが発動するほどの事態に😨
また、週明けの9月30日には日経平均が一時2,000円安を記録し、一部では「石破ショック」と騒ぐ声も。
僕自身も日経4.3ブルにそこそこ入れていたので、少し焦りました(´;ω;`)。
市場では暗めのムードが漂っていますが、石破政権誕生の裏で上昇している銘柄があるのもご存知でしょうか?
石破さんの政策との相性が良いことから、一部では週明けにストップ高を記録した企業も…
全体の先行きが不安な今だからこそ、少しでも新政権とマッチする銘柄を知っておきたいですよね。
というわけで今回の記事では、そんな「石破茂関連株」と呼ばれる銘柄について紹介していきます。
今後の投資方針の参考にもなるかと思いますので、ぜひ最後まで読んでいって下さいね✨
防災銘柄【期待大】
さて、石破さんの政策で代表的なものの一つとして挙げられるのが「防災省」創設。
文面からも察せられる通り、災害が多い日本でリスクに備えるため、防災面を強化しようという動きになります。
南海トラフへの懸念が高まっていることもあり、防災面の需要は今後も増加していきそうですね。
以下では、今後株価が上がる可能性のある防災銘柄を2つほどピックアップして紹介します。
モリタホールディングス(6455)
モリタホールディングスは消防車両や消火器などを販売している企業で、石破さんの防災政策と相性の良い銘柄です。
以下は直近の株価推移。
石破さんの当選が決まってから株価が急騰しています。
防災強化政策が本格的に始まれば、おのずと消防車両をはじめとする特種用途自動車の需要も上がって行き、株価上昇を助けそうです。
これからも継続的な株価上昇に期待したい銘柄ですね!
能美防災(6744)
能美防災は国内最大手の総合防災設備メーカーで、火災報知設備や消火設備といった防災システムの研究から製造、保守までを一貫して行なっています。
以下は直近の株価推移。
石破さんの当選により急騰した面もありますが、もともと注目されていた上昇トレンドの銘柄と言えそうです。
能美防災は設備の製造だけでなく保守もやっているので、防災強化政策による急需だけでなく、その後の継続的な防災設備維持からも売上が伸びると考えられます。
モリタホールディングスと並んで、長期的かつ安定した株価上昇に期待したい銘柄です。
地方創生銘柄【期待大】
石破さんと言えば地方創生も政策の大きなテーマになっていることで有名です。
彼自身が鳥取出身という背景もあってか、地方創生が「成長の起爆剤」になると考えているとのこと。
足元で地方創生交付金の倍増も計画されており、国のお金がどの企業に使われるか注目の的となっています。
以下では、今後株価が上がる可能性のある地方創生銘柄を2つほどピックアップして紹介します。
チェンジホールディングス(3962)
チェンジホールディングスはITコンサルやふるさと納税のプラットフォーム開発などで知られる企業です。
ITを絡めた地方創生ビジネスが石破さんの政策と相性が良く、注目されている銘柄になります。
以下は直近の株価推移。
石破さんの当選で急騰しましたが、現在は総裁選前の水準と同程度まで落ち着いてきています。
これからの地方創生政策に向けて確実に需要は発生すると考えられますが、ビジネスの特性上売上予測が立てづらく、株価の動きが読みにくい銘柄だと言えるでしょう。
決算次第で大化けする可能性もあるので、プレスリリースにアンテナを張っておきたいところです。
サイネックス(2376)
サイネックスは地方創生をテーマに、情報メディア事業とDXサポート事業を主なビジネスとして展開する企業です。
ふるさと納税のプラットフォーム開発など、過去にも官公庁案件に携わっており、今後の地方創生政策でも実行役に抜擢される可能性は高いでしょう。
以下は直近の株価推移。
石破さんの当選から株価が急騰し、現在もその水準を維持しています。
事業内容はチェンジホールディングスと似ていますが、情報メディア事業など消費者の目にも届きやすく、比較的スパンの短い案件もこなすことができるため、より安定性を持ちながら株価が推移しそうです。
地方創生政策の案件や規模などの様子を見つつ、投資のタイミングを伺いたいたい銘柄となっています。
防衛銘柄
石破さんはかつて防衛大臣を務めたこともあり、国防へ積極的に注力する可能性が高いです。
現に、彼は岸田政権時代に防衛費増額を訴えており、そのスタンスは総理大臣になっても変わらないとみるべきでしょう。
ロシア・ウクライナ戦争の長期化や中東情勢の悪化など、地政学的リスクが高まっている現在、防衛銘柄の重要度はどんどん上がっています。
以下では、今後株価が上がる可能性のある防衛銘柄を2つほどピックアップして紹介します。
三菱重工(7011)
三菱重工は言わずもがな、インフラからエネルギー、物流、航空や防衛までありとあらゆるテクノロジー開発に携わる日本の大企業です。
国防のど真ん中にいる企業で、防衛政策とは切っても切り離せない銘柄だと言えるでしょう。
以下は直近の株価推移。
石破さんの当選に加えて、昨今の中東情勢の乱れから防衛意識が高まり、株価上昇を助けています。
そもそもが優良企業であることに加えて、防衛政策へかなり密接に関わってくることが予想されるので、とりあえず大きく外したくないという方にはオススメの投資先と言えるかもしれません。
IHI(7013)
IHIは三菱重工・川崎重工と並び、日本三大重工として数えられている企業。
資源・エネルギー、社会インフラ、産業機械、航空・宇宙の4分野を対象にテクノロジー開発を行なっています。
以下は直近の株価推移。
三菱重工とかなり似通った形で株価が推移しています。
IHIも防衛には大きく関わってくることが予想されますので、押さえておきたい銘柄の一つとなっています。
また、1.28%と高水準ではないものの、三大重工の中ではもっとも配当利回りが高い点も魅力の一つです。
円高メリット銘柄【期待度薄め】
総裁選にて高市さんと度々対比されたのが石破さんの経済観。
高市さんが利上げへ消極的だったに対して、石破さんは日銀に概ね委ねるとの意思を発表しました。
日銀は大規模緩和からの正常化のため追加利上げへ積極的なので、今後は円高基調で相場が動くと考えられています。
一方で、10月2日の報道では「現在、追加利上げをするような環境にあるとは考えていない」との発言もしており、利上げへの積極性は玉虫色。
足元の出方は見えづらいところではありますが、長期的には相場が円高へ進行する可能性を視野に入れておきたいところです。
以下では、今後株価が上がる可能性のある防衛銘柄を2つほどピックアップして紹介します。
東京電力(9501)
東京電力は内需電力の供給を支える大企業。
円高になると、電力生成に必要な燃料を安く調達できるようになるため、円高メリット銘柄の一つとして知られています。
以下は直近の株価推移。
石破さんの金利に関する発言で株価が左右されたという印象を受けます。
今後、どの程度円高に進むかは未知数ですが、東京電力は石破茂保有銘柄でもあるので、株価が下がり割安になったタイミングを見計らって投資を考えておきたいおきたいところです。
ニトリ(9843)
ニトリは言わずと知れた日本の家具メーカーです。
こちらも海外から材料を輸入し、内需に応えているため、円高メリット銘柄の一つとなっています。
以下は直近の株価推移。
石破さんの当選でやや上昇しましたが、現在では若干株価が落ち込んでいます。
ニトリは決算にやや左右されがちな印象があるので、売買のタイミングは慎重に見極めましょう。
また、円高メリット株ではあるものの、海外展開も行っているため、「円高基調だから買い」とは簡単に言えない点も注意が必要です。
おまけ①鳥取県銘柄
ここからは、あまり核心にないオマケ程度の話になります。
石破茂関連銘柄として、彼の出身である鳥取県の企業が挙げられることがあります。
石破さん本人との関連性は高いですが、政策の文脈ではあまり話題に上がらないので、なんとなく知っておく程度でも問題はないでしょう。
以下では、今後株価が上がる可能性のある鳥取県銘柄を1つピックアップして紹介します。
トミタ電機(6898)
トミタ電機はフェライトコアやコイルトランスといった金属製品の製造を行う企業です。
鳥取県に本社を置いているため、総裁選後に注目されました。
以下は直近の株価推移。
石破さんの当選後、露骨に株価が急騰していますね(笑)
現在は急騰後の水準で株価を保っていますが、「鳥取県に本社があるから」という理由で注目されたことを踏まえると、株価上昇は一時的なものである可能性が高いです。
とは言え、石破さんが鳥取贔屓をする可能性や、今回注目されたことを通じて企業価値が再評価されたという可能性もあり得るので、もうしばらくは目を光らせておいても良いかもしれません。
おまけ②石破茂保有銘柄
鳥取県銘柄よりもやや関連性の高いものとして、石破さんが現在保有中の銘柄も抑えておくと良いでしょう。
無論、石破さんとしてはこれらの銘柄が上がるような政策を取りたいところでしょうが、私利私欲で好きにできるほど日本政治は一枚岩ではないので、露骨に有利な政策がとられることは考え辛いです。
また、保有額もさして大きくはないので、あくまでオマケ程度に考えておきましょう。
ただし、彼が保有しているということはすなわち好印象を持っているということなので、政策実行に関わってくる可能性も視野に入れておくと良いかもしれません。
以下では、今後株価が上がる可能性のある石破茂保有銘柄を1つピックアップして紹介します
日本製鉄(5401)
日本製鉄は日本最大手の鉄鋼メーカーで、世界でも第4位の事業規模を有しています。
最近ではU.Sスチール買収へ動いたことでも話題になりました。
以下は直近の株価推移。
特に総裁選から強い影響を受けることもなく、普段通りに株価が推移しています。
日本製鉄は石破茂保有株の中でも保有額が約900万円と最も高く、そもそも高配当株として有名であることから魅力度は高めと言えるでしょう。
また、防災や防衛、場合によっては地方創生でも鉄が必要となってくるため、これからも安定した需要が見込めそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか🌸
今回の記事では、新政権誕生後上昇する可能性が高い銘柄を紹介してきました。
米国株然り、国の政策は市場へ対して多大な影響力を持ちます。
これからも石破さんの動向に目を配りながら、次にくる市場のホットスポットを見極めていきましょう。
しかしながら、どんな投資にもリスクは必ず存在します。
ご自身でもしっかりとリサーチを重ねたうえで、自己判断で投資をするよう心掛けましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!
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本記事の執筆はインターン生の塚田が務めました(^▽^)/
それではみなさん、また別の記事でお会いしましょう🎵
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