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セクターローテ運用のコツと役割

投資をしていると
セクターローテは聞くけど
どうやってやるのか
なぜやるのかと
この図の回転が目に入る方も
いられるとおもいます

億で長期でインカム投資家の
私にとっては
セクターローテは必須で
とても大きな役割を
持ってますので
個人的な運用方法について
ご参考までに

まずセクターローテの
意味ですが
過去や経済の観点からみて
セクターが大きく
このような相関性と流れをもつ
ということなので
よくあるのが今はここに
該当しますよ
では次は回転して
ここになりますね
という会話になりがちですが
実はほとんどそれは
役に立ちません

なぜなら相場は
その時点の状況と
折り込みの状況
各国での金融緩和や引き締めなど
で多次元のセクターローテと
なるからです
つまり一つの点ではなく
複数の点をその時点でも持ち
またそのローテするタイミングも
どの点が優先されるのか
どの時間軸で回るのかなど
変わってしまいます

大きな市場が米なため
トレンドを表す意味で
米のセクターを表すことは
できても実際の売買レベルには
使えません

しかし私は実際に現物の日本株で
セクターローテを意識して
やっています

理由ですが
もともと私も昔は米で
XLEなどセクターETF11を
使ってもやっていましたが
配当が少ないことと
日米でやると
大きく資金を割ってしまうので
日本株にセクターローテは
集中させて米は高配当に
ふらせています
また日本株の方が
指数が少ない分
商社や銀行など大型株の高配当で
比較的長期で安定した銘柄が多く
また決算などの詳細が
掴みやすいこともあります

なぜセクター毎に買うかというと
理由は四つ

✅一つは高配当銘柄を買って
保有だけしておくと
色々な下落にその銘柄だけで
耐えることになりますし
今回の利上げ相場や
原油高があった際
これはもう落ちると判断できる
時でも配当目当てに売れなくなり
ただナンピン塩漬けで
祈るだけになります

しかしセクター毎に選別した
銘柄を満遍なく持っていると
例えば原油高で石油銘柄が
あがってその時、金利が下がり
銀行が下げたとしても
バランスがとれるのです

もちろん長期でやっていると
現物にセクター以外の期待銘柄も
入ることはありますが
基本はセクターを意識して
保有することで
ファンダによるセクター落ちの
下落をヘッジすることができます
実際に今運用している
私の持株がこれですが
保有銘柄はさておきですが
評価額の部分が
プラスとマイナスで半数程度に
割れています

これはセクターローテによって
常にこういう状況が
維持されるよう
私も意識しているのです
プラスだけを多くしたいですが
相場は実際には
そのようにはなりません
需給の全体の増減もありますが
存在する需給のバランスで
なりたつ相場がほとんどです
そのような時にバランスを
とってヘッジができるのが
セクターローテなのです
下落さえしなければ
資産を減らさず
インカム投資を安定して
継続することができます

✅二つ目は
投資を後手で仕掛けることが
できることです
通常、株投資をやるさいには
これから上がるものを買います
それを当てるゲームとも
言えると思いますが
セクターローテでは
どのセクターがあがるのかを
当てるのではなく
満遍なく保有しているので
勝手にバランスが崩れ
そのうち何かがあがります
その上がった銘柄をみて
理由を調べ
それがピークアウトする
材料なのかを判断して
しそうであれば少しずつ
相関のない下げている
銘柄に利確して移すのです
つまり未来の上げを
狙うのではなく上げたものを
みて判断して次につなげるので
勝率が100%なのです

もちろんセクターを保有
することで全体の需給が
減ることで全面安など
資産自体が減るリスクはあります
しかし米のVTIに投資する
ようなもので
全体が消えてなくならないこと
仮に全体が下げても
先では回復がみこめることを
前提にするなら
セクターローテはとても
有効な手段です

もちろんピーク時の判断や
次に移動する銘柄の
判断などある程度の
相場やチャート、地合いをみる
力は入りますが
それも勉強になるので
何も保有せずふわっと
業種別出来高をみるよりは
経験値になりやすいなと
判断しています

✅三つ目は配当を一定に
維持できることです
下げている銘柄が配当率4%
あったとしても株価が
あがると下げてきます
もちろん含み益がでてきて
嬉しいように思いますが
インカム投資家の私からすると
浮いた含み益のお金で次の配当に
繋げたいのです
先日の損だしコツにも
記載していますが
含み益に対する税金対策は
できます
そのため含み益は
次の配当増加に利用したい
しかしただ利確
してもただ高配当の
意味のない銘柄を買うわけにも
いきません
しかしセクターを保有していると
特定のセクターがあげる時
下げている銘柄は
基本的にセクターローテの
絵のような相関になっているため
ぐるぐる回ります
上げて配当が低くなった
銘柄を部分利確し
保有率を下げ
より配当率が
高くなった株価が下げている
銘柄の保有率をあげます
そうすると配当率は
常に横ばいに安定
させることができ
含み益を最大に活用できます

✅四つ目は
セクターを体感できることです
これはメンタルや
投資をするものとして
とても個人的に大事にしていて
毎日の動きの中で
ニュースだけに
とられていると
一喜一憂の内容に
とらわれてしまいます
結果、狼狽売りなどに
繋がりやすくなります
しかし証券サイトなどの業種別を
毎日眺めるだけでは
記憶頼りになってしまい
仕事や私生活もあると
誤認したり特定の思い込みが
入ることもあります

相場を常にそのままの実感で
するためには
セクター毎の銘柄を
実際にもち収支を見ること
だと私は思っています
実際に+30%となっていれば
その銘柄のセクターは
間違いなくあげています
逆もそうですし
その日々の上げ下げを
感度を上げて感じられます
日々の騙しがないことで
投資メンタルも安定しやすいです

セクターローテというと
何かセクターに囚われ
思い込みで進め
意味がないように
思う方もいるかもですが
それはセクターを
報道やファンダで決めつけ
表を見ているかもしれません

実際に動いた
セクターに沿って
自らの投資を
変動させていくことが
セクターローテ運用の
妙味かなと私は思います🙏

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