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指数投資か配当投資か

永遠のテーマのような 気もしますが 個人的な最適解が 何かの参考になれば

指数投資は米経済全体の
成長に投資するもの 目をつぶって投資をするべき
と言われることもしばしば
指数投資では
過去からのパフォーマンス がよく語られます
これは2002始め-2021末

キャピタルゲインは331% となり 20年かけて4倍なら
積み上げる価値は 十分にあるとも言えます
では次は期間をずらしてみます

2002始め-2022/10現時点
キャピタルゲインは217%
20年と10ヶ月かけて
積み上げたものは約3倍に
長期でこの程度かと 思いつつもなくはない水準

では次は前にずらしてコロナショック時
2002始め-2020/03時点
キャピタルゲインは97%
18年積み上げて2倍いかず
モチベは上がらない水準に

そして最後は
シミュレーションになりますが
もし2022年初から投資を始め
20年間積み立てて
いった場合、
そしてその際の株価の動向が
2002からの株価水準と
同じであった場合はこちらになります

つまり2022始め-2041末(2002年からの20年(未来の想像))
とした場合、
キャピタルゲインは6%となり
正直、暴落暴騰など
右往曲折の投資継続を
20年する価値は
ないようにすら思います

長くなりましたが
この結果で伝えたかったことは
指数投資のキャピタルゲインは
過去のどこから切り取るのか 未来をどう想像するのかで
大きな差が生まれる為 『意味がないこと』です
30年前から比べれば 今年から始めたらと タラレバにしかなりません
では指数投資は良くないのか? 全くそうではありません

なぜなら長期投資の 大きなメリットは 『複利』にあるからです
しかしキャピタルゲインでは 複利は安定しません
切り取る期間で変動するからです
ではなんの複利なのか
それは指数投資の中で 生まれる『配当複利』です

投資信託では 配当は税金を払わず
自動複利ができるものもあり またニーサの仕組みで
税金をかけず複利もできます

仮に3%配当があれば 20年では約81%も 資産は増加します



仮に20年後に 一括決済して税金を払っても 65%資産は増加します

これはつまり 先程の年初から始めて
20年後のキャピタルゲイン6% しかない場合においても
配当複利の力で
約90%程度のリターンとなり
2倍近くまで上げることが
できることになります

その上で明確に言える事は
下げている相場で
如何に多く買い付けるかが
全てになります

必要な事は過去の
都合のいいところから
比較することではなく
今の相場、未来の相場に対し大きく下げ
先につながるタイミングで
多く買付、そして
それをひたすらに継続し
配当複利で底上げすること
それがリターンの最大化
なのではないかと
私は思います

途中でやめ配当複利を止めたり
ひたすら一定額投資
にこだわりを持つ事は
特に意味がないことかも
しれません
いずれも今が安い高い、そして未来は
どうなるのかが
明確に読める人にしか
その使い分けはできないからです

長期投資は複利を生かし
下げたところで買い向かうこと
そしてそれができるだけ
最大まで下げているところで
買い付ける事
これが指数投資の最適解かなと
私は思います

また配当投資は
長期投資とは関係ないものと
捉えています

なぜなら配当は常に一定でもなく
個々の企業の成長や業績で
月単位でも変わるものだからです
あくまで株主となり
企業のその時の利益の
一部をもらうための投資に
すぎません
その為、そのタイミングで
税金を納めて区切りをつけます

それにより今の税率で確実にインカムを
手に入れられます
つまりそれは自身の
給料と別の収入を得る事
副業と近しいものです

それを長期投資のために
指数投資を行うのか
生活費に使うのかは自由です

しかし長期投資において
インカムこそが投資の種、
ガソリンとなりえます
その為、配当投資をするべきか
指数投資をするべきかは
収入と見通しによります

🔹パターン1️⃣
収入:十分
見通し:老後の安定など
投資方法:指数投資コツコツ

🔹パターン2️⃣
収入:不十分
見通し:老後の生活費
投資方法:配当投資で収入増加させ
指数投資

🔹パターン3️⃣
収入:なし
見通し:FIREなど生活費
投資方法:配当投資で収入増加後、
生活費を超えたら余分で指数投資
※私はこれをしています

『まとめ』
生活費がいる場合や
給料に不足がある場合は
安定感のある配当投資で
まずは収入を増加させる
余裕がある場合は
貯蓄の代わりに
指数の積み立て投資で
成長と複利投資で未来の
資産を作る

あとは趣味で
個別株投資や信用取引など
キャピタルゲインなどを
取りに行くのが
私が考える最適解だと
思います

もちろん考え方はそれぞれ
他に不動産や債券など
たくさんの長期投資方法が
ありますので
一つの例となります🙏

最後までご高覧頂きまして有難うございました。

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